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美しき異形達
第十七話 最後の少女その二
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でなくてもいいのよ」
 ここでこうだ、鈴蘭は薊に言った。
「別に茶道をする為に来てもらったのじゃないから」
「だからかよ」
「お茶は飲んでもね」 
 それでもだというのだ。
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