第十四話:力を持つ者の責任
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木場きゅんと……」
「『今夜は寝かせないぞ』……なんて、キャーッ!!」
なんて聞こえてきたのは全て無視した
はあ……昼休みだし、少し仮眠でも取ろうか――
「ルドガー先輩!!!」
突然の声にビクッと反応し、声の聞こえてきた方を見るとギャスパーが真っ赤な顔をしてこちらを見ていた
「ルドガー先輩……その、だ、大事な話があるので部室に来てください!!!」
それだけ言い残すとギャスパーは駆け足で立ち去って行った……
ギャスパー……昨日の話の事だってのは俺には分かるがそれ以外の連中には――
「「「「「血祭りじゃあああっ!!!!!」」」」」
「「「だめよ!!!ルドガー君には木場きゅんがいるのよ!!!??」」」
「「逆告白……だと!?」」
うん、そう言う風に見えるよね、というかそういう風ににしか見えない
俺は猛然と襲ってくる松田と元浜の攻撃を掻い潜りながらさっさと教室を出る
「イッセー!!後は頼んだ!!!」
「はあ!?なんで俺なんだ!!?」
「みんなに説明してくれ!!!俺はギャスパーのとこに行くから!!!」
俺はまだ諦めずに襲ってくる松田と元浜にボディブローを入れて沈めてから部室に駆けだす
後のことはイッセーが何とかしてくれる!!………はず
「まったか?ギャスパー」
「っ!!?ぜ、全然待ってないですうぅぅぅっ!!!」
「そうか……」
「………………あの……僕決めました」
俺は何も言わずギャスパーの言葉を待つ
「まだお外は怖いです……本当は出たくないです……でも――」
そこで初めてギャスパーと目が合う…その眼は――
「僕はみんなを守りたいですうっ!!!こんな僕でも受け入れてくれるみんなを――ルドガー先輩を守る力が欲しいですうっ!!!だから……お外に出ます!!!」
――強い覚悟を宿した良い眼だった
「ああ……お前ならきっとみんなを守れるさ……ギャスパー、俺の背中は任せたぞ?」
「はいですううううっ!!!」
ギャスパー、これからお前の歩んでいく道は平たんな道じゃないだろう
でもいつでも俺が――俺たちが支えてやるからな、だから――
「よろしく頼むな?俺の後輩」
「はい!!先輩!!!」
―一緒に歩いて行こう―
〜おまけ〜
「聞け!!さっきの子、ギャスパーはな……男なんだよ!!!」
「「「「お、男の娘だとおおおおっ!!!??」」」」
「男の娘ですって!!?それはつまり木場きゅん、ルドガー君、ギャスパー君の三角関係ってことおおおっ!!!??」
「待つのよ!!木場きゅん×ルドガー君×ギャスパー君もありよ!!!」
「ああ!!神様
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