第十三話:これぞ青春?
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い、また声に出てるぞ」
おっと、またやってしまった
「……せめて戦闘狂って呼んでやってくれよ」
「いや、人に邪魔されて喜ぶのは立派なMだろ?」
「隠すのが面倒になったからといって堂々と言うのもどうかと思うぞ?」
人間開き直った方がいいのさ
「はあ……まあともかくお前がアイツの言ってた奴で間違いなさそうだな」
「そうだが……何のようだ?」
「お前の能力を見せて―「え?やだ」―くれないか…って、早すぎだろ!?」
「いや、こっちにメリットがないのに自分の手のうちを見せるなんて嫌だろ普通?」
後、早くオムレツ作らないといけないし
「けっ、分かったよ……おい停止世界の邪眼の持ち主の……ギャスパーって言ったか?」
「は、はいいいいいっ!!!??」
さっきまで木の陰に隠れていたギャスパーがアザゼルに呼ばれて飛び上がらんばかりに驚いている……アザゼル貴様……っ!!
「別に取って食おうって訳じゃねーんだ、落ち着け……お前の神器のいい練習方法を教えてやるよ」
「え!?」
「おい、『黒い龍脈』の……匙か、お前の神器の能力でギャスパーの神器の力を吸い取って抑えりゃ、簡単に練習が出来るぜ」
「お、俺の神器にそんな能力があったのか!?」
「はあ……たく、最近の若い奴らは自分の神器のことを調べようともしないのか……」
最近の若い奴らって……やっぱおっさんだな」
「もう、突っ込まないですうぅぅ」
「おっさんは……地味に傷つくな……」
ギャスパーを怖がらせた罰だ、それぐらい耐えろ
「それで、これで見せてくれる気になったか?」
まあ、ギャスパーの為になることを教えてくれたから、別にいいか
「ああ、それじゃあ、まずはこれが俺の神器だ」
俺は双剣を出して構える
「そいつは武器創造か、まあ、そこまでレアな奴じゃないな」
「そしてこれが……骸殻だ!!」
時計を取り出して構え、そして変身する
今回はスリークウォーターまでだ、わざわざフルまでなる必要はないだろうしな
「へえ、中々強そうじゃねえか……神器の力じゃないな……時計を媒介にしてやってるのは分かるんだが……なんなんだそりゃ?」
「俺の一族に伝わる力だ……まあ、もうこの世界には俺以外の一族はいないがな」
クルスニク一族は異世界にしかいないからな
「一族?長いこと生きてきたがそんな能力使う奴見たことねえんだが?」
「骸殻が使えるのは一族の中でも限られた者だけだ、それに使えたとしても第一段階までで終わる奴がほとんどだからな」
うん、嘘は言ってないよな?
「第一段階?今のそれは何段階目何だよ?」
「全部で四段階あっ
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