第三話「地球での生活 文化の違い」
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。
「そうか、まあそれはいい。それより今ジュエルシードとやらは幾つ集まっているんだ?」
「あの鬼ババァの手元にあるのも合わせると・・・って言うかそっちの方が本命だったか、4つだよ。」
「それで?昨日聞いた限りでは21個あるらしいじゃないか。残りはどうやって探すつもりだ?」
あらかじめ、プレシアにも彼女達にも、自分は戦闘はできるが探索は不得手だとリオンは伝えている。また、空を飛ぶことは擬似的にならできるが、長時間は不可能だと言うことも。
リオンとしてはできないことを雇われる身で期待されたくは無かった。
「アンタ、本当に魔道士じゃないみたいだね・・・魔力の反応を探すのさ。」
さも当然のことのようにアルフは答えた。
「ジュエルシード位、デカイ魔力ならこの町中どこでだってわかるんだよ。」
「ほぉ・・・そうなのか。」
「ま、今は正直別の問題もあるんだけどね・・・」
「勉強になりましたね、坊ちゃん。」
「ああそうだなシャル。」
そんな風に三人(二人と一匹?一人と一匹と一本?)で話を話をしていると、
「おはよう…」
「今日は随分遅かったじゃないかい、フェイト。」
この家の本来の...と言う言い方も妙だが家主たる少女が起きだしてきた。
「ご、ごめんアルフ。」
「別に怒っちゃいないさ。さ、朝ごはんにしよう。」
そういって菓子パンとこの世界で呼ばれているそれを渡す。
「・・・随分と手抜きだな。」
「嫌なら食べなきゃ良いんだよ。」
そう言われればリオンも黙るしかない。それに渡されたメロンパンはリオンの口にとても良くあった。
「むぐむぐ・・・。」
「・・・やっぱアンタの言うとおりアイツ甘党なんだねぇ。」
「味覚はおこちゃまですから。」
「おいシャル!どういう意味だ!」
「訂正しても良いですよ?ちゃんと野菜もたべるなら。」
ムッと低くうなって黙り込んだ。ピーマンやにんじんを他人のこっそり移すなどと言う前科があるリオンにとってそれはアキレス腱にも等しい部分なのだ・・・そこをついて被害がないのはシャルティエともう一人しかいないだろうが、
「へぇー以外に可愛い所あるじゃないかアンタ。」
現にニヤニヤしながらそれをからかったアルフは、
「…調子に乗るなよ!」
「え!?ちょっそれ何って...」
「ふん、駄犬の躾にはこれ位がちょうどいいだろう。」
「ちょっタンマって...ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
リオンの電撃をお見舞いされた。
プスン...プスン...
真っ黒焦げである。もし現地人(特に大阪よりの人間
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