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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
演習2
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をすると言った。
そんなきつい演習を、一番酷かった、更には腹が減って限界寸前のやつが
いい動きが出来るとでも?」

「…まさか……」

「確かにあんたはそいつにはその弁当をやるなと言った。
だがこの弁当は違うし、あんたがここを離れる前、
ここにいろとも言ってない。
詰まり、装備を整えるのも、何を作ってこようとも、
時間にさえ間に合えば問題は無いと言うことになる。
…どうだ?何か間違っていたか?」

俺の論破にナルト以外の3人が絶句する。
特に暴力ピンクの顔が一番酷く、明らかに同様が見てとれた。

大方俺が『一旦家に戻るぞ』と言ったのを過酷言に変えてカカシに報告したのだろう。

「まぁ、あんたの言った仲間に対した思想が
今回の俺達の行動で×点貰うのならば、合格なんて要らないし、
忍びを辞めるのだって構わないぞ?
忍びだけが生きる道じゃ無いからな」

俺の言葉に更に顔を悪くする暴力ピンク。
カカシはしまったと言わんばかりの顔をしていた。
サスケは未だにケツを押さえている。

「ナルトはどうだ?」

「オレも、仲間は大切にするべきだって思うし…
俺達で考えた行動だったし……。
それで不合格なら辞めるってばよ…忍者……」

「あ………いや………」

「それじゃ、忍者辞めるのじいさんに伝えてくるわ」

「ユウジの兄ちゃん、これからどうするんだってばよ?」

「んあ?まぁ、世界を回ってみるのも面白いんじゃね?
良いことあるだろ?迫害されなくて済むし」

「お!なら!なら!温泉とか行ってみたいってばよ!」

「おう、良いz「まったーーー!」………」

カカシがおどおどしながらも何かと話そうとするのを無視し、
ナルトと今後について話していたところに待ったをかけられた。

「正直、お前たちを軽く見てた……いや、軽く見すぎていた。
まさか弁当を持ってくるなんて考えてなかった…。
すまん!お前達も合格だ!」

「………へ?」

ナルトは行きなりのことで唖然とし、呆ける。

「あー、ナルト。
詰まりは忍びを続けても良いってことだ」

「………た…………たってば……」

「はぁ?」

「やったってばよーー!」

ブツブツ言っていたかと思うと、両手を空へと突き出し、
大歓喜を体現するナルト。

「じゃ、じゃあ帰るか?
一応合格祝に肉でも食いに行こうかなって考えてんだけど」

「ふーん。
ナルトはどうする?」
「行くってばよ!」

「そうかい」

俺の質問に即答で返すナルト。
暴力ピンクは少しホッとしているようだが、未だに気まずさが残っている。
サスケは何かを考える仕草を取っているものの、やはりケツを押さえていた。




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