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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
演習2
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退。
カカシから秘伝体術奥義『千年殺し』を受け、
更には土に首からしたまで埋められたのだった。(土遁、地中斬首の術)

その時のカカシは八つ当たりのような感じだったとか。
サスケは土に埋まっている間、ケツの痛みに耐えるような顔をしていたようだ。

暴力ピンクはサスケを探している最中にカカシから幻術を掛けられて気絶。
その時見せられたのが、サスケが他の女と寝ていると言う生々しい幻術を見たそうだ。

カカシ曰く、黒板消しの恨みらしい。(当たってないのに…)

「よーし、それじゃあ結果発表するよー」

「その前にこの縄ほどいてよ!」

暴力ピンクの言葉を聞き流し、結果を促すカカシ。

「取り敢えずお前らはアカデミーに戻る必要はない」

「ぃやったー!」

「ふっ……(っっっ…」

「と、当然よね!」

「はぁ…」

カカシの曖昧な言葉に喜びを露にする三人。
俺はその意味が分かっていたための溜め息だ。

「そう、お前らはアカデミーに戻る必要はない。
今すぐ忍者を辞めろ。
ユウジとナルトは可哀想だがな…」

「ちょ、ちょっと!
何で忍者を辞めないといけないのよ!
確かに鈴は取れなかったけど…でも、忍者を辞めるほどじゃないでしょ?」

その言葉に暴力ピンクが反旗の声をあげた。

サスケは無言でカカシを睨み付ける。
……片手でケツを押さえているが。

ナルトは絶望を目の当たりにした顔をしている。

少しの溜め息を吐いた後、カカシの空気が変わった。

「この演習の本当の目的はチームワークだ!
この二人が俺と手合わせする前、お前らを誘った時、即答で断ったそうだな!
サスケ!お前は二人の善戦に焦りを感じての個人プレー!
独断専行で撃墜ときている!
サクラ!お前はサスケを探すだけにしか頭が行かず、
なんの成果も挙げられなかった!
そんな仲間も頼れない奴等がこの先忍者としてやっていけると思ってんのか!
お前ら忍者舐めてんのか?!あぁ!?
それに比べてお前らがドベと言っている二人はどうだ!
チームと呼べるかは曖昧ながら、二人で協力して鈴を取りに来た!
これがどういうことか分かっているのか!」

カカシは怒鳴り散らす。
余りの剣幕に全員が言葉を失って沈黙する。

「……先生ぇ…つまり連帯責任でオレ達も忍び辞めなきゃいけないってば……?」

「…そうなる。
だが、他の班に入れてもらえるように火影様に頼んでみるつもりでもいる」

その言葉に若干ながら安堵の表情を見せるナルト。
しかし、ここでもちゃちゃを入れるのが暴力ピンク。

「なっ!何でこの二人だけ好待遇なのよ!ヒイキじゃない!」

「お前は俺の話を聞いていなかったのか!
お前の結果が一番酷
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