第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第十話 最終決戦@ もう独りじゃない
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れた。だから信じてみよう」
そして俺の意識は薄れていくーーーー
「ありがとう。必ず、やり遂げる」
なのは、外のことは頼む。必ず帰ってくるから
目を開けた先は信じがたい光景が広がっていた
「ここは」
ただの日本の屋敷に見える。だが、ここはまぎれもない
「先生の家だ」
「おう、私がどうしたって?」
後ろを振り向くとそこには座敷の上で酒を飲んでる先生がいた
ーーこれは幻だ。それは入った瞬間にわかる
いや、わかってしまう。幻想体系を極めている俺に幻惑はきかない
だからこそ、これが虚構だとわかる
でも
ああ、離したくはない。こんな生活、俺がずっと望んだ生活だ
「おいおい、僕を忘れるなよ」
え・・・?
先生の向こうにありえない人物がいた
「やあ、久しぶり蒼炎」
そこには、俺が殺したーーーーー
「ぁぁ.....」
俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した俺が殺した
「ストップだ蒼炎」
立ちつくす俺を先生が抱きしめる
「あ....」
「全く、まだ克服してなかったのか」
「忘れ去られていたらさすがの僕も泣くよ」
先生に止められて俺は落ち着いた
そうだ、あいつはもういないんだ。これは夢なんだ
「そう。だから言ったよ?久しぶりって」
「はあ。まあ確かにこいつにはこの空間なんて意味ないが言うなよ、私はどっち選ぶのかすこし気になったのに」
先生は俺から離れると元いた位置にもどる
改めて先生を見る
髪は相変わらず長い。剣扱ってるのになんでか束ねてない。そんなんでじゃまじゃないのかって聞いたことあるけど別に気にならないだそうだ
そしてやっぱ黒い。というか黒すぎやしませんか?
だが顔だけは怖い、主に目が。いやさ笑顔はすごいきれいですよ?
そしてすらっと体型。胸は普通?かな
スリーサイズは「おいやめろ」
ちぇ...
まあいいや。え?なんで知ってるかって?いろいろあったんだよ
総括すると基本怖い、でも時々めっさきれい
そしてその奥を見る
名前は.....え?
「なん...で?」
「そりゃ、忘れてるさ。でもいずれ思い出す。それだけは真実だ」
俺は一番忘れちゃいけない名前を忘れてる
でも違和感がない。まるで
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