第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第十話 最終決戦@ もう独りじゃない
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「「「「おう(うん)!!」」」」
その魔力を元に、俺は自分の姿を変える
魔術師の姿へと
「さあ、いこうか」
外に向かって勢いよく飛び出す
見るとフェイトが闇の書に吸収されているところだった
半ば吸収されてるのに止めたら逆に危ない
それに、いいこと思いついた
これならうまくいくかも
「生と死の狭間の夢。それは永遠だ」
「そんなの願い下げだね」
俺はアルティメイタムで水平に切る。敵も反応しきれなかったのかバリアを展開しても吹き飛ばされた
「永遠?そんなの誰が求めたよ。それに違うだろ、あんたがみしてるそれは夢だ」
「夢の何がいけない。もうすぐすべてが終わるのだから」
傷はもう治されてる。やっぱり魔力が尋常じゃないのか
「終わらせないさ。それに、夢って言うのはいつか醒めるものなんだから」
俺は敵に向かってつっこむ。向こうもナイフ状の魔力弾を撃ってくるがそれをすべてソニックカノンで落とし、クロスレンジに持って行く
アルティメイタムとナハトヴァールがぶつかりあう
俺の斬撃をすべて受け止められるが攻撃の手をやめない
時々後ろに回られるが魔力の流れでわかるので突きもなんなく避ける
「そもそも、なんであきらめるんだ。まだ、まだ手は残ってるだろうが夜天の書」
本来の名前で呼ぶと敵は少し顔をほころばせた
「まだ、その名で呼んでくれる者がいようとはな。だがもう無理だ、後少しでナハトが暴走し、すべてを飲み込もうとする」
「その元凶は壊れた自己防衛プログラムだ、ならそれを切り離せばいい」
怪訝な顔をした後、一瞬で驚いた顔をした。この一瞬で俺の考えにたどり着くなんて、頭いいな
「まさか...」
「ああ、そのまさかだよ。眠れるお姫様をおこしにいくんだよっ!!」
繰り出される突きを受け流し、後ろに飛びながら言う
因みにこの会話中ずっと打ち合ってました
「正気か、戻ってこられない可能性もあるのだぞ」
「だったらお前が起こせばいい。でも、それじゃあ無理なんだろ?」
多分管制ユニットが起こした場合、管理者認証プロセスやっても防衛プログラムではじかれるのだろう
夜天の書は少し面倒で管理者権限を得るには管制ユニットと防衛プログラムの認証が必要だ。しかし防衛プログラムは壊れているため今までうまくいかなかった
だが、本人が本人の意志で覚醒してとしたら。可能性はある
だから
「いくよ、お前の中を荒らしにな」
俺は再度突進をし、突きを繰り出す
ーー桜花派生、烈風
強烈な突きを桜花の要領で繰り出すこれを相手は夜天の書で受け止める
「ーーお前が私たちを夜天の書と言ってく
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