第十八話 二人の時間
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ね♪」
エレナ「ああ、まさかこんなに売れ行きが良いなんてな♪」
ティアラ「よーし!これで一位目指して、ジル先輩に誉められてもらうんだから!」
ジルベール「そんなので一位なんぞ取っても俺は労いの言葉一つもかけんぞ」
ティアラ「へ…?」
ティアラが前を向くとそこにはジルベールが立っていたのだ
ティアラ「ジル先輩!来てくれたんですか!」
ジルベール「ああ、このリーフパイって奴二つ良いか?」
ティアラ「はい!エレナー!リーフパイ二つおねがーい」
エレナ「はいよー!」
とエレナが調理を開始した
どうやらリーフパイはかなりの人気らしく、ストックがない状態である
瑠奈「リーフパイは当店の人気第一位です」
ティアラ「そうなんです!売ってからほとんどのお客様がリーフパイを買ってくれたんです!」
ジルベール「ほう…」
と感心していると
アルティナ「ジル?まだなの?」
ジルベール「今作ってるとこ…って随分買ったな…」
アルティナ「だ、だって…お腹が凄く空いちゃったのよ…お化け屋敷のせいで…」
アルティナの持っている袋には、たこ焼き、クレープ、ポップコーンなどが詰め込まれているのである
ティアラ「おまたせしましたー!リーフパイ二つ出来ました!」
とリーフパイが二つ入った紙袋を
アルティナ「わあっ!ありがとねー!」
まるで子供のように手にとってテーブルに向かった
ティアラ「アルティナ先輩って案外子供っぽいですね♪」
ジルベール「ああ、まあ…そこが可愛らしい所なんだよな…」
ティアラ「へ?何ですって?(´∇`)」
ジルベール「いや…何でもない…ほら料金…」
ティアラ「はーいありがとうございましたー!」
ジルベールは料金を払ってアルティナが座っているテーブルに座った
アルティナ「はむっ…モグモグ…はむっ…うーん!美味しい…」
アルティナが勢いよく食べていた
普段はこんなに速くは食べない彼女なのだが…相当お化け屋敷が怖かったのだろう
ジルベール「アルティナ…ガツガツ食ってると喉詰まるぞ?」
アルティナ「はむっ…らいじょうぶ…はむっ…ムグッ…んん!」
どうやら喉を詰まらせたらしい
ジルベール「ほら言わんこっちゃない…ほら飲み物」
アルティナ「ムグ!ムグッ…!ムムムッ!」
ジルベール「は?何?」
何か言っているが、言葉じゃないためわからない
アルティナ「ムグ!ムムグム!ムグムムグム!(ジル!飲ませて!お願いジル!)」
ジルベール「…飲ませろ?」
アルティナ「ムム!(うん!)」
ジルベールはため息を付き
ジルベール「ったく…子供じゃあるまいし…」
ジルベールはメロンソーダをアルティナに飲ませた
アルテ
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