第十八話 二人の時間
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」
完全に気力が尽きた状態のアルティナ
そこに飲み物を持ってきたジルベールが来た
ジルベール「大丈夫?ほらメロンソーダ…」
アルティナ「ジル!遅いよぉ…怖かったんだからぁ…」
ジルベール「いやもう終わってるから!てかどんだけ怖がりなんだよ…」
アルティナ「でも…一体誰よ!お化け屋敷なんていう怖い物にしたの」
真也「それは私の案でござるよ」
と声のした方へ向くと
なんと怖いお面を着けたお化けがいた
アルティナ「きゃあああああああああっ!」
とまた大きな悲鳴
ジルベール「真也…お前、お化け屋敷は?」
真也「丁度休憩時間でござるよ…って大丈夫ですか?」
とアルティナを呼んでみたら
アルティナ「お化け怖い…お化け怖い…お化け怖い…お化け怖い…お化け怖い…お化け怖い…お化け怖い…お化け怖い…」
と完全にノックダウンである
ジルベール「あーすまない…アルティナがこんな調子だからちょっと離れてくれるか?」
真也「承知でござるよ」
真也はその場から離れた
まだテーブルに踞って震えているアルティナに
ジルベール「アルティナ…もう大丈夫だよ、いなくなったから」
アルティナ「ねえ…ジル…今日の夜…一緒に寝て…」
ジルベール「あのな…何時も一緒に寝ているじゃん」
アルティナ「それじゃ駄目なの!あたしをぎゅうって抱き締めて、頭をなでなでしてくれないと…眠れないの…」
ジルベール「子供っぽいな…お前…」
アルティナ「うう…うるさい!…よし!何か食べよ!お腹空いちゃった」
ジルベール「そうだな…そろそろ昼だし…丁度フードコートだし…食べる?」
アルティナ「うん!」
そう言って二人はまた手を繋いで出店の方へと行った
このエリアは第一学年の生徒達がそれぞれグループを作って出店をやるという事になっているのである
食べ物やアクセサリー、更には玩具等が売られているのである
アルティナ「しかし…こうも多いと迷うわね…」
ジルベール「俺はここの文化祭なんて初めてだからな…ん?」
アルティナ「どうしたの?」
ジルベールはある店を見た
そこには
ティアラ「エレナぁ!リーフパイ三個入ったよー」
エレナ「はいよー!」
瑠奈「エレナ!今度はアップルパイ二つとメープルパイ二つお願い!」
とティアラ達が切り盛りしている店であった
どうやら様々なパイを作っているようである
アルティナ「あそこに行ってみる?あたしあのリーフパイ食べてみたい!」
ジルベール「そうだな…行ってみるか」
と二人はティアラ達の店に向かった
ティアラ「おまたせしましたーリーフパイ3つですよー」
とティアラが客にリーフパイ3つを入れた紙袋手渡した
瑠奈「意外に大盛況だ
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