―激戦―
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しまう。
「三体のクリフォートをリリースすることで、《アポクリフォート・キラー》をアドバンス召喚!」
相手にしているこちらにすら、神々しさまで感じさせる切り札《アポクリフォート・キラー》の三体目が特殊召喚される。だからといってその姿に見とれている暇もなく、そのリリース素材となった上級クリフォートが俺に襲いかかる。
「《クリフォート・アーカイブ》により《パワー・ツール・ドラゴン》を手札に! さらにその二枚のリバースカードを破壊してもらおう!」
半透明となった上級クリフォートがまず《パワー・ツール・ドラゴン》に襲いかかり、《パワー・ツール・ドラゴン》はその一撃に耐えることが出来ず、エクストラデッキへと戻されてしまう。さらに残る《クリフォート・ゲノム》が二枚の伏せカードを破壊せんと迫り来るが、その前に一枚のカードはその姿を見せた。
「チェーンして速攻魔法発動! 《速攻召喚》! 手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚出来る! ――来い! 《トライクラー》!」
作業用ロボットのような三輪がある車がエンジンを轟かせ、今エクストラデッキに戻されてしまった《パワー・ツール・ドラゴン》の代わりのように、俺を守るべく守備の態勢をとった。
「ならば二体の《アポクリフォート・キラー》の効果を発動! 手札かフィールドのモンスターを、二枚墓地に送ってもらう!」
「手札の二枚のモンスターを墓地に送る!」
トライクラーに重圧をかける《アポクリフォート・キラー》に対し、手札から二体の《スピード・ウォリアー》が現れ、俺や《トライクラー》に及ぶ重圧を軽くする。これで後は《アポクリフォート・キラー》三体の攻撃を防ぐのみ……!
「ふん……バトルだ! 《アポクリフォート・キラー》で《トライクラー》を攻撃! キムラヌート・キル!」
攻撃力3000を誇る《アポクリフォート・キラー》には、ステータスが低い《トライクラー》では全く太刀打ちが出来ず、あっさりとバラバラに破壊されてしまう。だが、バラバラになった《トライクラー》の部品が再び固まっていき、二輪の作業用ロボットとして再びフィールドに復活した。
「《トライクラー》が破壊された時、デッキから《ヴィークラー》を特殊召喚する! 来い、《ヴィークラー》!」
「ならばもう一撃だ、《アポクリフォート・キラー》!」
復活した瞬間《ヴィークラー》は破壊されてしまったものの、再びバラバラになった部品が復活する。しかし、最初は三輪あったタイヤは残り一個しかなく、もはやギリギリの部品しかなくなってしまう。それでも、新たに現れた《アンサイクラー》は《アポクリフォート・キラー》に立ち向かった。
「《ヴィークラー》が破壊された時、《アンサイクラー》を特殊召喚!」
「チィ…
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