暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX−音速の機械戦士−
―激戦―
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イント支払うことにより、クリフォートカードを手札に加えるペンデュラム効果を持つ、万能サーチカード《クリフォート・ツール》。その効果により戦士長は『切り札』だというモンスター、《アポクリフォート・キラー》を手札に加えた。そして俺の疑問の声とともに、戦士長の背後にあったペンデュラムスケールが光り輝いた。

「ペンデュラム召喚! 出でよ、我がモンスターたちよ!」

 ペンデュラム召喚の魔法陣から、光とともに《機殻の要塞》へとクリフォートモンスターたちが入っていき、そこから五体のクリフォートモンスターが発進する。《クリフォート・アーカイブ》が二体と、《クリフォート・ゲノム》が三体――アドバンス召喚時に効果を発揮する、上級クリフォートたちだった。

「《クリフォート・アーカイブ》二体と《クリフォート・ゲノム》をリリースし、現れよ! 我がデッキの切り札! 《アポクリフォート・キラー》!」

 ――切り札というだけあって今までのクリフォートモンスターとは違う、まるで天使のようにも見える神々しい機械の白いボディに、三体のクリフォートをリリースしてのアドバンス召喚。その姿に目を奪われていたものの、そのアドバンス召喚された三体のクリフォートモンスターが、半透明の姿となって《アポクリフォート・キラー》の周囲に現れた。

「《クリフォート・アーカイブ》二体により、《スピード・ウォリアー》と《マックス・ウォリアー》を手札に戻してもらおう! さらに《クリフォート・ゲノム》の効果により、残る《スピード・ウォリアー》に装備した《バスターランチャー》を破壊する!」

 三体でリリースされたことにより、当然ながら三体の上級クリフォートたちの効果が全て発動する。俺のフィールドは荒れに荒らされてしまい、残るは装備魔法の破壊された《スピード・ウォリアー》が一体のみだった。

「まだだ! 《死者蘇生》を発動し、墓地から《クリフォート・ツール》を特殊召喚する!」

 最初のターンで《機殻の生贄》の効果で手札に加えられ、速攻魔法《手札断殺》によって墓地に送られた、《クリフォート・ツール》が特殊召喚される。未だ切り札の《アポクリフォート・キラー》の効果は分からないものの、《アポクリフォート・キラー》と三体の上級クリフォートで攻撃をして来るつもりか、とまで考えたところで、俺はそのことに気づいた。

 ……まだ奴には、上級クリフォートが三体残っているのだと。

「フィールド魔法《機殻の要塞》の効果により、私はもう一度クリフォートモンスターの通常召喚を可能とする! 三体のクリフォートをリリースし、現れよ! 《アポクリフォート・キラー》!」

 アドバンス召喚される二体目の切り札――《アポクリフォート・キラー》。天使か生命の樹か、神々しさを漂わせるその二体のモンスターに対
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