第1章 闇艦娘の提督
第03話
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り前だろうが」
提督は響の髪を乱暴に掴み、響の目を睨むように見つめる。
「いいか響ぃ。他人が決めつけた常識やら普通なんてのに流されんな。感化されんじゃねぇ。自分のことは自分で考えろ。もし俺に従うってのがお前の考えなら、自分を信じて俺に従え。んでよぉ、俺の考えに同意するのがお前の考えだってんなら、俺の考えに従え。自分がそれでいいと思うんなら、それでいいんだよ。他人がそう言ったからとか、それが普通だからとか、誰だかわかんねぇ他人とやらに責任を押しつけて逃げんのは絶対にやめろ。ウチではそういうのはナシだ。自分にバカ正直なれっていうのはよぉ、そういう意味もあって言ってんだぜ?」
提督は響の髪を掴みながら、ぶちゅうと乱暴なキスをする。
響の口の中をめちゃくちゃに舐め上げ、強引に唾液を飲ませる。
響は涙目になり、ごほごほとむせ込む。
しかし響はとろりとした目で提督を見つめ、提督に身を任せている。
「ぷぁぅッ」
勝手すぎるキスをし終えると、提督は投げ捨てるように響の髪を離した。
すると響は提督の顔に抱きつき、提督の唇を奪う。
そして響は強引に提督の舌に自分の舌を絡め、そして無理やり自分の口に提督の舌を引っ張りこんだ。
響は自分の口の中にいる提督の舌をくにゅくにゅと甘噛みする。
優しく、柔らかく、小さな歯が提督の舌を揉みほぐしていく。
提督は舌を突き出し、響の口の奥へと入れ込む。
響は嬉しそうに笑み、提督の舌を噛み揉んでいく。
“ガリッ”
鋭い痛みが提督を襲った。
提督は痛みに顔を歪ませて響の口から舌を引き抜いた。
提督の舌には痛々しい噛み跡がついていて、そこから血がにじみ出ている。
響はにっこりと笑みながら、提督が垂らした血を味わっている。
「お前……」
「提督ぅ、響は提督の血が欲しくなって、舌を噛んじゃいました。さっき舐めた鼻血が忘れられなくて……提督が欲しくなってしまって……だから私の勝手な考えで、提督の血をいただきました」
提督はにっこりと笑み返す。
「響よぉ。そういうことだ。それでいいぜ。飲み込みが早ぇ……だけどなぁ、上の者である俺を傷つけていいなんてのは、俺の中には無ぇし、許せねぇなぁ。だからよぉ、俺を殴ったり傷つけるのはやめろ。これは命令だぜ?」
響は理解したのか理解していないのか、くすくすと笑みながらとろけた目をして頷いた。
「お前は優秀だからなぁ、教育はた易いと思ってたけどよぉ。俺が甘かったなぁ、こりゃ一筋縄ではいかねぇわ。でもよぉ、だからこそいい、手こずるから楽しいんだよなぁ。やっぱお前はいい女だぜ。俺をとことん楽しませてくれる」
提督は血が滲んでいる舌を秘肉門にあてがった。
傷に愛油がしみる。
ズキン
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