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【艦これ】艦隊これくしょん・闇 響・黒編
第1章 闇艦娘の提督
第03話
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り、指先でくちゅくちゃとこねる。
 そして響の目の前で指を拡げて見せる。
 すると指と指の間で愛液が糸をひき、淫靡な透明の架け橋がかけられる。
 その様がひどく淫靡に見えて、響はカァッと身体を熱くする。

「すげぇだろぉ? こんなにとろっとろで粘着質でよぉ、べったりとしつっこくまとわりついてくんだよなぁ。なのにすっげぇ心地いい感触だぁ。いつまでも触っていたくなっちまう。死ぬほど飲みたくなっちまう。俺はなぁ、こいつを愛油って呼んでんだ」

 そう言って提督は指先をべろぉと舐めた。
 淫靡な架け橋を提督が舐め食ってしまう。
 その様子がひどく淫猥で、響は更に身体が熱くなった。

「こいつがマ●コから出てるってことはだ。お前、感じてんだ」

「そんな、感じてなんて……いないよぉ……」

「いいや、感じてんだ。俺にマンカス食われて、愛油なめられて、お前の身体は感じちまったんだよ」

「だって私……いやなのに……いやだったのに……感じるはずないよぉ……」

 提督はズィィと身を乗り出し、響の額に自分の額を擦りつける。
 そして息がダイレクトにかかるほどの至近距離で、提督は響の目をじっと見つめる。

「感じてるって言ってんだろ? お前、頭で嫌がってるだけでよぉ、身体は悦んでんだよ。いい加減、理解しろや」

「そ、そんな……」

 響はショックのあまり言葉を失った。
 してほしくないことをされて、いやなことをされて、それなのに感じてしまった? 悦んでしまった?
 響には信じられなかった。
 うちひしがれている響を見て、提督はわざとらしい溜息をつく。

「ってかよぉ、お前、嬉しくないのか? 俺にエロいことされて、嬉しくねぇのか? 嫌なだけか? 嫌悪しかねぇのか? なぁ、響よぉ、正直になれや。バカ正直になってみろや。自分に正直になれなかったらよぉ、真実が見えなくなっちまうぞ? 本当の自分を見失うぞ?」

 響は至近距離で見つめてくる提督の目を見つめ返す。
 それを見て提督はにぃッと笑う。

「本当の自分って奴はよぉ、必ずしも自分が好きになれるような人物じゃなかったりするもんだ。むしろ嫌いだったり、恥ずかしかったり、情けなかったり、とてもじゃねぇが好きになんてなれねぇ人物だったりするもんだ。だからよぉ、ほとんどの奴が自分を知ることから逃げちまう。自分を知ろうとしねぇ。自分を認めねぇ。あげくの果てには自分を偽り、勝手な理想の自分を作り上げて、それが本当の自分だと信じ込んじまう」

 提督は更に顔を近づけ、響の鼻に自分の鼻をあてがう。
 互いの鼻の頭を当て合い、突き合う。

「響、自分の偽るな。自分にウソをつくな。自分から逃げるな。自分を知ることを恐れるな。いいかよ響ぃ、自分を知らないような奴は、他人
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