暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos31-C砕け得ぬ闇の使徒〜Star And Thunder〜
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シューター8発を発射。マテリアルのパイロシューターの迎撃を行う。シューターの速度と威力は拮抗しているのが幸いだった。相殺が出来る。

「ブラストファイアァァァーーーッ!!」

シューターを相殺してる最中に発射されてきたのは、ブラストファイアーっていう名前に変更されたディバインバスター。

≪Axel Fin≫

アクセルフィンを発動してくれた“レイジングハート”のおかげで直撃は免れた。でも私の意思じゃなかったこともあって体勢を僅かに崩してしまった。立て直すための数瞬。その隙を突いて周囲にスフィアを6基展開させてるマテリアルが接近してきた。

(この子、自ら進んで近接戦を・・・!)

私とは正反対の魔法スタイルだ。私は距離を開けての射砲撃に対してマテリアルは接近しての射砲撃と近接戦のミックス。どちらかと言えばフェイトちゃんタイプだ。

「シュート!」

――パイロシューター――

私と距離を詰めたマテリアルは、シューター6発を同時発射じゃなくて間を置いての連射。まずは回避に意識を注ぐ。だけど逃げ道を塞ぐようにマテリアルが立ち塞がって来て、“ルシフェリオン”を振り降ろしてきた。

「ぅく・・・!」

体を横に向けて上体を逸らすことで“ルシフェリオン”の打撃を紙一重で回避。直後に到達したシューターをまた“レイジングハート”の張ってくれたシールドで防御。これもまたギリギリで間に合った。けど、「っ!」ビリっと首筋に痛みが奔った。直感的に“レイジングハート”を背中に回した。その直後・・・

「っ、きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」

思いっきり背中を殴られたけど、“レイジングハート”を盾にしたおかげでこの一発で撃墜されることはなかった。でもその衝撃は強くて殴り飛ばされちゃった。海面に叩き付けられる前に体勢を整える。

「ファイアァァァーーーッ!」

――ブラストファイアー――

頭上から降ってくる砲撃。海面スレスレを飛んで回避。砲撃の次は射撃魔法パイロシューターが降り注いできた。いつまでも下の位置取りじゃ勝てない。“レイジングハート”をバスターモードへ変形させる。そして“レイジングハート”を構えた上で仰向けになる。

≪Short Buster≫

「シューット!」

射程や威力を度外視する代わりに発射速度や砲速を上げて連射できるショートバスターを、空を翔けるマテリアルへと向かって発射。マテリアルは砲撃の発射体勢を中断して回避に移った。今がチャンスだ。一気に高度を上げて、マテリアルと同高度にまで戻る。

「さすがは闇を撃ち砕いた勇士の一角と言ったところですね。やはりそう簡単には墜ちてはくれませんか」

「墜ちるわけにはいかないからね。友達の為に、この街の為にも」

お互い同時にデバイスの先端を
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