暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos31-C砕け得ぬ闇の使徒〜Star And Thunder〜
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ほら、フェイトちゃんも、ほら』私にもアリシアを褒めるように言ってくるから、「す、すごいよ、アリシア!」私も参加する・・・んだけど、出来れば早く本題――マテリアルの居場所を教えてほしいかも。クロノも私と同じだったみたいで『エイミィ、アリシア』とちょっと語気を強めて2人の名前を呼んだ。
『あぅ、ごめんなさい。えっとね、マテリアルらしい反応は今のところ2つ。1つはフェイト、もう1つはなのはの付近にて発生中。その周囲に残滓の発生も確認できるから、一番近いフェイトとなのはが真っ先にマテリアルを相手にして、その間に後続班で周囲の残滓を相手にしたらいいかも。どうかな・・・?』
アリシアがそんな意見を述べた。黙った私たちにアリシアが不安げにそう訊くと、『いや。良い判断だ。アリシア』クロノが褒めた。私も『うん、本当に何から何まですごいよ!』純粋にアリシアを褒める。これならもしかするとアリシアも後衛スタッフとして管理局に務めるって考えを持ってくれるかも。
そうして私はアリシアからポイントの座標を聴いて、「――じゃあ私はこのポイントへ向かえばいいんだね?」最終確認。アリシアは『間違いなし。フェイト、お願いね』そう言って手を振って送り出してくれたから、「了解!」手を振り返して応える。
「よし、行こう・・・!」
通信を切って、早速指定されたポイントへ向かう。今から私が向かうポイントには他の残滓より強いマテリアルが居る。これまで姿を現したマテリアルは2人で、1人は“律”のマテリアルと名乗ったすずかのソックリさん。もう1人は“義”のマテリアルと名乗ったアリサのソックリさん。
(すずかにアリサと来て、次は誰になるんだろう・・・?)
可能性は誰にでもある。私かも知れない、なのはかも知れない、最悪ルシルかもしれない。出来ればルシルのマテリアルとは遭遇したくないなぁ。いくらオリジナルより弱いって言われてもルシルのあの反則魔法の数々は侮れない。
僅かな不安を胸に抱きながら空を飛んで、ポイントへ到着して結界内へ侵入する。侵入した途端に肌に感じる妙な魔力に「あー、確かに他の残滓とは違う雰囲気だ」警戒レベルを引き上げる。“バルディッシュ”の柄を両手で握り直して、市街地をぐるりと見回す。
「・・・・居た・・・!」
50mと離れた空にポツンと浮いている人影を発見。先手必勝を狙うために“バルディッシュ”を大鎌のハーケンフォームへと変形させる。そして最高速で接近を試みる。と、マテリアルの姿形を視認することが出来た。それはどう見ても「私・・・!」だった。
「バルディッシュ・・・!」
≪Haken Slash≫
魔力刃を瞬間的に強化して切断力や威力を増加させる魔法ハーケンスラッシュを発動して、シャルと同じ水色の髪をしたマテリアルへと背後から斬りか
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