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問題児たちが異世界から来るそうですよ?ー七つの大罪を宿しし主神ー
一話 ー問題児たちが異世界へ来るそうですよ?ー
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きてじゃれついてくる。

一応、狼なんだけどな…こいつ

「はぁはぁ、助かったですよ…御四人様少しは助けてくれてもいいじゃないですか!しかも、あなた様の仕業だったのですか!?」

「ご明察」

「別に狼をけしかけなくても、いいじゃないですか!?」

「いや、隠れてたからさ。もう一回やってく?」
そう言うと紫苑にじゃれついていた狼が黒ウサギを睨みつける。

「ご、ご勘弁を!」

少し涙目になりバンザーイと降参のポーズをとる黒ウサギ。
だが、その目は冷静に四人を値踏みする。
だが、耀が黒ウサギに近づき、うさ耳を根元から鷲掴みにする。

「えいっ」

「ふぎゃあ!」

力強く引っ張った

「ちょ、ちょっとお待ちを!触るまでなら黙って受け入れますが、まさか初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を引き抜きに掛かるとは、どういう了見ですか?!」

「好奇心のなせる業」

「自由にもほどがあります!」

「へぇーこのうさ耳本物なのか」

「……。じゃあ、私も」

ここぞとばかりに黒ウサギを弄りに行く問題児たち
左右から力いっぱいうさ耳を引っ張っられ、言葉にならない悲鳴をあげ、その絶叫は森じゅうにこだまする。
そんな黒ウサギは紫苑に助けを求めようとするが、我関せずといった風で狼を愛でていた。


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