第三十九話 Marine Base
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ティングレンもゼロの闘志に応えるかのように力を迸しらせる。
スティングレン「いいだろう。この一撃で終わらせてやろう!!」
高速回転しながら背部のジェットをフル加速しながらゼロに突進するスティングレン。
ゼロはそれをかわしながら、反撃しようとするが、スティングレンのスピードが早過ぎて捉えられない。
真空刃か夢幻で迎撃しようにも、セイバーを振るう隙も、分身を放つ暇すら与えてくれない。
エックスとルインならバスターで迎え撃てるだろうが、今の自分にはバスターがない。
ゼロ「(こんなことになるなら、バスターの修理を急がせれば良かったな…無いものねだりしても仕方ないが……)」
現在ではケイン博士と時間の空き間を見て、手伝っているルインが修理しているバスターのICチップ。
何とか急造品の域は出ないものの、使用可能な段階まで来ていた。
しかし修理を待てないゼロはチップを受け取ることなく出撃してしまった。
自分の無鉄砲さに思わず苦笑してしまった。
ゼロ「(目に頼るな…目で見ようとするから対処出来なくなる。ならば…)」
ゼロは目を閉じると感覚を最大限まで研ぎ澄ませる。
スティングレン「とどめだゼロ!!」
目を閉じたゼロを見て、観念したと思ったのか、スティングレンはゼロに突進する。
そしてゼロは跳躍し、セイバーを下に構える。
ゼロ「氷烈斬!!」
スティングレン「ぐああああ!!?」
氷の刃をスティングレンのジェットに叩き込み、破壊する。
ゼロ「これでご自慢の水中での機動力は失ったも同然だ!!」
スティングレン「ぐっ!!」
ゼロ「これで終わらせる!!落鳳波!!」
地面に拳を叩きつけ、周囲全域にエネルギー弾を放つ。
スティングレン「がああああっ!!」
まともに受けたスティングレンは上空へ打ち上げられる。
ゼロ「龍炎刃!!空円斬!!」
龍炎刃でスティングレンを切り付けると、周囲の壁とダブルジャンプを使い、スティングレンに回転斬りの連撃を喰らわせ、スティングレンの身体を足場代わりにし、スティングレンの真上に移動し、セイバーを下に構えた。
ゼロ「氷烈斬!!」
氷の刃はスティングレンの装甲を容易く貫き、動力炉を破壊した。
動力炉を破壊されたスティングレンは爆散し、それを見届けたゼロはスティングレンのDNAデータを回収する。
ゼロ「ミッション終了。転送してくれ」
ダブル『了解デシ』
ゼロは簡易転送装置を使い、ハンターベースへと帰還する。
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