第三章
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の言葉だった。
「起きてくれないかしら」
「起きてって?」
「だから。起きて」
真魚は彼が起きだしたのを見て内心ドキリとしたのは事実だ。腹を括ったとはいえそれでも今起きようとするのを見ると驚きを隠せない。そういうことだった。
「起きて欲しいのだけれど」
「起きてって言われても」
呑気な言葉だった。やはり時間の概念がないような。
「まだ夜じゃないの?」
「夜でも起きて」
真魚はまた彼に告げた。
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