暁 〜小説投稿サイト〜
東方喪戦苦【狂】
七話 ジャパネット狂夜
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


「お次の商品はこのハンドガン!!構造は、忘れたった!!」
狂夜がポケットからハンドガンをだす。
パンパンパンパン!!

ボスはハンドガンの弾を先程の刀で弾いた。

「…!!」

狂夜は、ハンドガンの弾がきれると今度は、ナイフを出した。


「無駄!無駄!無駄!無駄!無駄ァー!!」
狂夜は、ナイフを何本も何本も投げた。

「ちィッ!!」
ボスは刀を捨てて後ろへ跳んだ。

「うおおッ!!ボウガンだッ!!」
狂夜が次に出したのは、ボウガンだった。

ボウガンから鉄球を放った。


「しゃらくせぇ!!」
鉄球を急に現れた柱で打った。
カキーンと小気味の良い音がなる。


狂夜は、鉄球を取ると、
「俺の鉄球を喰らえッ!!」

その鉄球を投げ返した。


「うぉぉ!?」

ボスの頭に命中した。

「もういっぱーつッ!!」

狂夜は、ポケットからもう一回鉄球を繰り出した。


もう一つの鉄球はボスの腹にぶち当たった。

「ごふぅ!!」

2つの鉄球は、床に落ちた。

ボスは地面に膝をつき、吐血した。

「てめぇ!!ふざけんじゃねぇッ!!」

ボスが狂夜を見たときには、狂夜は既に武器を変えていた。

「ふざけてなんかねぇよ…俺はこれでも真面目だ。」

狂夜が両手に持っていた武器は…



「次は、ロケットランチャーだ。」
狂夜が両方のロケットランチャーを打ち出した。

「ぐおッ!?」

一発目の弾がボスの身体を爆風によって空中に飛び上がらせた。

「このロケットランチャーに…」

二発目の弾がボスの身体に激突した。

ドカンという音をたててボスは地面に投げ出された。

「弱点は無い…」
狂夜がボスに背を向けて言った。
「狙った獲物は…必ず仕留める…」

ボスが倒れたまま動かない。

「おっとお前には、聞きたい事があるんだ。まだ生きてるよな?」

その場が静まり返った。

ボスは相変わらず動かない。


「…おい聞いてるのか!?」

狂夜は、ボスのもとによってしゃがんだ。


「おーい…」

その時だった。

「馬鹿がッ!!」
狂夜の後ろに羽佐間がいた。

羽佐間は、右腕で狂夜の頭を掴んだ。

「しまっ…」
狂夜の頭蓋骨が握り潰される…筈だった。

バンッ

再び発砲音が聞こえた。

それも遠くから。


「ぐッ!?」
羽佐間の右腕は銃弾に貫通された。

「く…そ…がァ!!誰だ!?畜生ッ!!」

「ふ〜…間に合った…」
発砲音が聞こえた位置に居たのはスナイパーライフルを持っていた幾斗だった。

西行寺(さいぎょうじ)
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ