第3章 聖剣の影で蠢くもの
第30話 コカビエル?強いよね。序盤・中盤・終盤、隙がないと思うよ。
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った。
だが、そのままでは、グレモリー眷属に怪しまれる。
そのために言い訳が必要だった。
「だから、紫藤イリナたちから聖剣を奪った未知の敵と遭遇したようにみせかける。戦闘の跡は、既に偽装してある。うまくはぐらかせてみせるさ」
そういって、主は、最近よく見せるようになった無表情に不敵な笑顔を浮かべると、ゆっくりと合流地点に向かっていった。
ザフィーラは、そんな彼女に出来る限り寄りそう。
(なるべく態度にださないように振る舞っている。だが、主はやては、心の底では、グレモリーたちとの対立を、気に病んでいるのではないか)
内心で問う。それでも答えは変わらない。
(いや、決別を宣言した以上、もはや止まることはできないだろう。ならば、せめて、自宅警備員たる私が負担を減らさねばなるまい)
胸の内に決意を宿しながら、盾の守護獣は、敬愛する主の後をついていくのだった。
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