35話
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いですか。真実とは人に言われて納得するよりも自分で探し出したモノの方が納得できるものだと思いますよ。ただ、どうします。私が言った事が事実だとすれば。」
『その場合はオレが命を掛けてでも止める。オレが認めているシュウはヴォル何とか何かに操られるのをよしとするわけがねぇ。例え、シュウの命を奪う事になってもな。これは、魔装機神操者としての選択じゃねぇ。マサキ・アンドーとしての選択だ。サイバスターに乗れなくなったとしても、必ず自分の意思で果たす。これが、オレの決意だ。』
「あなたの決意はサイバスターも、いいえ、その機体に宿っているサイフィスも認めてくれますよ。あとヴォルクルスですよ。」
『よし、そうと決まればとっととこんな場所突破してやるぜ!』
(そう簡単にはいけないでしょうが、相手はヴァルシオンですから。)
そんな事を考えていると戦場となる島に到着しました。
前方にはヴァルシオンだと思われる赤い特機を中心として、トロイエ隊だと思われる青いリオンの部隊、黒いガーリオンを中心とした部隊がいます。
その他にも、レーダーにより水中にキラーホエールを中心としたシーリオンの部隊が居ます。
間違いなく、厳しい戦いになるでしょう。
そして、赤い特機から通信が入ります。
『我が名はビアン・ゾルダーク!この機体はヴァルシオンだ!』
「敵の大将のお出ましですか。(やはり、ヴァルシオンですか。)」
「戒、あいつがDCのトップなの。」
「ええ、そうですよ。」
「そうなら、あいつ倒したらこの戦争は終わりなの。」
「そうなんですが、そう簡単にはいかないでしょう。」
「どうして。」
「彼はEOTI機関のトップでした。そのうえ、彼は自他とも認める天才です。その彼が作った機体が普通のモノと一緒のはずがありません。手強い相手でしょう。」
アーニャとそんな話をしているとダイテツ艦長との会話が終了し、戦闘が始まります。
『青いリオンには気を付けろ!あれは、コロニー統合のエース部隊トロイエ隊だ!』
「ライ、具体的にはどれくらいの腕前なのですか?」
『そうだな。全員がこの部隊で言えば、ラトゥーニランクの腕前だと思ってくれていい。』
「そうですか。(昨日、合流した私達にはわかりにくい例えですね。しかし、訂正している暇はありません。部隊が動き始めました。)」
私の目にはエルザムが乗っているであろう黒いガーリオンを捉えています。
「ヴァルシオンは動いていません。私は昨日と同じように黒いガーリオンを抑えます。」
『昨日の戦闘のデータを見せて貰った。技量では圧倒的に相手が上だが、機体の性能では十分に抑えることが出来るだろう。任せたぞ。』
「ありがとうございます、オノデラ大尉。行きますよ、アーニャ!」
そう言って、黒い
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