マクロスF
0694話
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。オズマの機体だけではない。ルカのRVF-25と、ミハエルのVF-25Gがやってきたからだ。オズマのVF-25Sと取っ組み合いを続けているバジュラへと向かい、船団の壁に着地してスナイパーライフルを構えるミハエル。その弾丸がバジュラの頭部と思しき場所を貫き……これで終わった、そう思った瞬間だった。
再び念動力が俺に命の危機を訴えてきたのだ。
「まだだっ!」
その声が聞こえた訳でもないだろうが、頭部を消失した筈のバジュラはピクリと動き……中足に内蔵されている機関砲がVF-25Sへと弾丸を放ち、同時に空いている方の手で船団の壁……
「ちょっと、止めてよね! こんな場所でそんな真似をしたら!?」
「くそっ、シェルターは……」
「アクセル、こっちだ! シェルターじゃないが、非常用の待避壕がある!」
今の一連の行動で気を失ったのだろうランカを抱えたアルトが、地面に見える入り口を強引に開ける。
「シェリル、こっちだ!」
「あ、ちょっと、アクセル!」
事態の流れについて来られないシェリルの手を引き、共に穴の中へと飛び込むのだった。
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