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MUVLUVにチート転生者あらわる!?
第十九話
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ら、デラーズフリート兵(パイロット、整備兵、艦長など)を、三十万人程呼び出したんだ。
流石に、宇宙の突撃機動軍と地上軍の、兵力差が余りにも酷いので増員しました。

「まあ、流石に宇宙突撃機動軍と、比較したら少ないけどな」

「そうですね。宇宙突撃機動軍は、ソロモンの防衛と、資源確保が今現在の任務ですからね」

まあ、宇宙突撃機動軍は、過剰戦力な気がするけどな。

ウィーーン、ガチャ。

誰かが、ブリッジに入って来たようだ。

タタタタ。

何やら、小走りで誰かが近づいてくる。

「悠斗!オッハヨー!」

俺の椅子の右側から、オレンジ色の髪の毛の少女が顔を出す。

「ああ、おはようプル。確り眠れたかい?」

「うん!朝までぐっすり眠れたよ!」

はい。エルピー・プルちゃんです。いや、元気があって良いですね。
彼女は、ソロモンから帰還後、マシュマー大尉やキャラ・スーン大尉等を、呼び出した時に、強化人間にならなかった事を踏まえて、彼女と妹はどうなるのか、気になったので呼びました。

カツカツカツ。

「全く。プルはなんでそんなに元気なんだ」

左側から妹が出てくる。やれやれと、言った表情だ。

「おはようプルツー。まあ、元気な事は、良いことだよ。なあ、ギニアス大佐」

「ふふふ。そうですね。プルツー、私はもともと、体が弱く病気持ちだったのだよ。今は、病気を完治させて日常生活を普通に過ごせる様になったが、其れまでは薬無しでは生きられなかったのだよ」

まあ、そうですね。最後の方は、完全に狂ってましたからね。

「そうなのかい?そんな風には、見えないがな」

「それは、病気を完治させたからですよ。だから、体が健康なのは良い事なんですよ。特に、元気な事は素晴らしい事です」

「ふーん。まあ、プルの場合はうるさいだけだけどね」

「むうぅぅぅー。うるさくなんかないもん!元気なだけだもん!」

大きな声を出して、否定するプル。周りの兵達が、驚いて此方を見る。

「それが、うるさいって言うんだよ。周りの迷惑も考えな」

確かに、プルツーが言っている事が正論だな。周りの兵達も、やれやれて顔をしてるしな。
ギニアス大佐は、ふふふと、笑っているしな。

「はい、二人言い争いは、終わりにしなさい」

「え〜!でも?」

「デモも、ストライキも関係ありません。プルが元気な事は良くわかってるから、良い子にしてくれ」

「うーー。分かったよ」

渋々ながら、我慢してくれた様です。まあ、まだ子供ですからね。

「我慢できた、プルを撫でてあげよう」

「えへへ」

プルの頭に手を置いて、ゆっくりと撫でてあげる。気持ち良さそうです。さらさらとした髪の毛が、柔ら
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