第十三話
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よ!」
今さら生身でBETA相手に、無双でもしろってのか!良いぜ、ならやってやる。
頭に思い浮かべるのは、あの方だ。
ドモン・カッシュの師匠であり、元キングオブハート、東方不敗マスターアジア。
光に包まれた中から、東方不敗マスターアジアが、出てくる。俺の目の前にたった。
「小僧、貴様が私を呼んだのだな?」
「はい。東方不敗先生を、お呼びしたのは俺です」
「この世界の状況は分かっておる。貴様が私を呼んで一体何をさせたいのだ?」
「はい。俺を東方不敗マスターアジアの、弟子にしてほしいのです」
「ほう?何故だ?貴様は充分強いではないか?」
「幾ら肉体が強くても、技や心構えを知らなければ、意味がありません。それに、俺にはやらねばならない使命がありますので」
東方不敗マスターアジアと、眼線を合わせる。俺には地球上からBETAを、抹殺すると言う使命がある。
「貴様の眼の中にある、確かな決意を、見せてもらった。ならば、我が流派東方不敗を教えてやろう。だが、修行は厳しいぞ!覚悟しろ!」
「はい!師匠!分かりました。では、早速部屋を変えて修行をお願いします」
「部屋を変えるとな?室内で修行をするつもりか?」
「いいえ、取って置きの部屋が有るので、ついてきてください」
俺は立ち上がり、師匠共に部屋を出る。基地内のとある部屋の前に立つ。プレートにはこう書かれている。
多次元多目的訓練室と。
「師匠。この部屋の中は、外の世界との時間の流れが、違います。具体的には、外での1分が中の世界の一年間になります」
「何だと!そんな空間が存在するのか!」
そう。先程まで、存在しなかった部屋だ。新しく神様が勝手にくれた部屋だから、この際使わせてもらう。簡単言えば、ネギまの、エヴァンジェリンが使っている、別荘と同じかんがえだ。時間の流れが段違いだがな。しかも、歳を取らないから最高だ。老けないのに体は強くなるのだから、不思議だけどな。
「はい。では入りましょう」
ドアを開けて中に入ると、なにもない殺風景な部屋だ。
「何もないでわないか」
「師匠お待ちください。今から、訓練に相応しい場所に変わります」
次の瞬間、何もない部屋がジャングルに変わった。
「なに?行きなり部屋がジャングルになったではないか!」
そう。最初の部屋はスタートの部屋で中で自動的にその人物がどんな場所を求めているのか判断されて、その人物に相応しい場所に移動させられるようになっている。
「師匠!此所は、幾ら暴れても問題ありません。ここならば、思いっきり修行ができます」
「そうだの。家もあるし、山野もある。ここならば修行には丁度よいだろう。ならば、着替えてから修行を開始する」
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