第十二話
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
とは私に任せて早く違う男を探しなさい。ああ、安心してくれ。悠斗は私が幸せにするから」
まさかの爆弾発言!唯依ちゃんから、放たれるオーラが倍増したよ!!
「ふざけないでください!悠君は真耶さんの様な二面性の性格をした女性より、私のようなおしとやかな女性の方が良いに決まってます!」
「なに?それは、どう言うことかな?」
二人とも立ち上がり、今にも殴りあいをしそうな勢いだ。
「二人ともやめないか!此所は、一般のお店だぞ!民間人に迷惑を、かけてどうする!斯衛の名に傷が付くぞ!」
取り敢えず二人をなだめる。流石に、此処で喧嘩されたら店側が迷惑だからな。
「う!す、すいませんでした」
「あ!も、申し訳ない」
二人とも頭が冷えたのか、周りに謝りながら席に座った。
「皆さん、迷惑をお掛けしました。すみませんでした。店員さんも、申し訳ありません」
周りにの人達に頭をさげる。皆さんもまた食事を再開し始めた。
「全く。二人とも勘弁してくれよ。此所は甘味所なんだから」
席に座りながら二人を注意する。全く、店側からしたら営業妨害にしかならない。
「ご、ごめんなさい」
「す、すまなかった」
俺に頭を下げる二人。まあ、被害がなかったから良かっけど。
奥から店員さんがやって来た。
「おまちどおさま。もう、二人とも喧嘩は、勘弁してよね」
餡蜜を持ってきた、みらいさんに怒られる二人。
「すみませんでした」
「本当に申し訳ない」
「まあ、良いけどね。まあ、餡蜜食べてリラックスしなさいよ」
それだけ言って奥に去っていった。
「まあ、菓子を食うか」
「そうですね」
「ああ、そうしよう」
3人で和菓子を食べ始める。みたらし団子がやはり美味い。二人は餡蜜を食べている。
唯依ちゃんの食べる姿は和む感じだけど、真耶さんは凛とした感じがするな。
「そう言えば悠斗は、もうすぐ日本を去るのか?」
「うん?ああ、元々二週間程度しか、居られない予定だったからな」
そろそろ、秘密基地に戻って色々な準備がしたいしな。BETAの日本進行まで半年切ったしな。
「そうか、寂しくなるな」
「なに、生きていればまた会えるさ」
悲しげな表情をする、真耶さんの頭を撫でる。なんだか落ち着くな〜
「こ、こら!恥ずかしいじゃないか」
「うん?嫌なら止めるよ」
「あ!」
手を頭から離して団子を食べる。なんか、真耶さんが寂しげな表情をしたように見えた気がした。
「次は、いつ頃また日本に来てくれるんですか?」
「うーん。夏くらいには来れるかも知れないな」
まあ、BETAの日本進行の際に出撃するからな。亡くなる人を
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ