NO.14 フラグ
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我によく言う」
「まあ黒歌とルフェイはオーフィスに比べて一緒にいた時間が短いから」
「そうじゃないにゃ。気持ちがこもってたにゃ」
いやいや、普通込めるでしょ。
「レイナーレ、悪い物でも食べたのかにゃぁ?」
「悪い物なんて食べてないわよ。ただ、少し思うことがあっただけよ」
そうだ。俺は一人じゃない。
もしも俺がオーフィスに会わなかったら、一人で暮らしていただろう。
もしも俺が黒歌に会わなかったら、買ってきた弁当でご飯を済ませていただろう。
もしも俺がルフェイに会わなかったら・・・・・・まだ期間が短いからわかんね。
もしも皆と会わなかったら、俺は、こんな風に笑って食卓を囲むなんてことはなかっただろう。
「ねえ皆、聞いてもいい?」
「にゃ?」
「はい?」
「ん?」
「私達って、家族よね?」
正直、俺はこの質問が怖かった。家族と思っているのは俺だけかもしれない。なんせ無理矢理引き入れたも同然だからだ。
「本当に今日のレイナーレはおかしいにゃあ。ーーーー家族に決まってるじゃにゃい」
黒歌の言葉に、残りの二人も頷いた。
「本当に、ありがとう」
俺はこの大切な家族を、絶対に失わない。
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「さて!腹ごしらえもすんだし、黒歌、久しぶりに耳モフらせろ(ワキワキ)」
「さっきまでの空気が台無しにゃ!それと手をワキワキさせながら言うにゃ!」
いやあ、俺シリアスとか苦手だし。できれば楽しく笑って過ごしたい。
ツンツン
と、背中をつつかれる感触がした。
「レイナーレ、モフるなら我をモフる」
後ろには、猫耳を生やしたオーフィスが立っていた。
・・・・・・・・・・・・。
「(ブフゥ)」
「レ、レイナーレェ!?」
可愛すぎです。外見も、中身も可愛すぎて萌え死にします。なにこの可愛い生き物?甘えたがりなの?
「そういえばオーフィスちゃんって容姿を自在に変えれるんでしたね・・・・・・」
いかん、血を流しすぎた。俺は薄れてく意識の中、こう思った。
猫耳ロリ少女、白音と被るなぁ・・・・・・。
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