NO.14 フラグ
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
とだ。これでも耐えれるようになってきているんだがな。
暫くオーフィスは俺の掻いている胡座の中で俺の平均よりちょっとあるかと思う胸に頬擦りしたり、思いっきり抱き付いたりしてくる。
背骨がミシミシと嫌な音を立てているのは気にしない。
「〜♪」
世間体を気にして百合には走らないようにしているが、精神的に揺らぎまくっている。
まあでも、至福の時間は終わりだ。買い物に行こう!
=======================================================================================
そして買い物に駅前までやって来た。黒歌とオーフィスはスーパーで食品を買っている間、俺は百貨店で小物を買った。因みにルフェイちゃんは霊装を顕現するために頑張っている。
暇なので町を眺めているところだ。男性と女性では色の見え方が違うらしく、僅かな違いもわかるらしい。生前とは違った世界を眺めるのも、案外楽しいものだ。
時折ナンパしてくる奴がいたが、殺気を向けたらあっさり引いた。
「嫌だぁぁぁぁ!俺は帰るんだぁぁぁぁ!」
駅前からそんな叫びが聞こえてきた。ふっふっふ、計画通り。今日は休日。
つまりはイッセー達が聖剣破壊計画をたてる日である。こんな時ぐらいしかイッセー抜きでアーシアに会う機会無いし。下手すればドライグにオーフィスの確信させるかもしれない。それに、神の不在を知ったときに反転体2体を相手にしたくない。だからそのためのフラグをアーシアにたてるつもりだ。別に変なことをするつもりはない。後々知ることを、先に気づかせるだけである。
さて、俺は黒歌とオーフィスに合流し、一旦家に帰ることにした。黒歌がいるとマズイからな。悪魔的にも、猫?的にも。何より白音と鉢合わせるのは勘弁してほしい。
「じゃっ、食材、冷蔵庫に入れておいてね」
一言言って俺はすぐに兵藤家に走った。
五分ほど走れば兵藤家についた。今の俺の身体能力は高いからなぁ。
玄関で呼び鈴を押す。
ピンポーン
「は〜い。あれ?久しぶりですね!鳶一さん!」
「ええ、久しぶり」
しばらく身内内で忙しかったからなぁ。
「今日は何のご用ですか?」
「少し話がしたいと思ったの。今、少し良いかしら?」
「はい。大丈夫です。どうぞ中へ」
「いえ、そこまで長くないからいいわ」
正直、いい質問でもないしな。
「アーシアちゃん。あなたは神様を信じているのよね?」
「はい。それがどうかしたんですか?」
「もしも、もしもよ。もしも神様がいないとしたら、あなたはどう思う?」
「え?」
困惑した表情を浮かべるアーシ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ