02 遊びーかぞくとなるものたち―
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イヴだけ。
『で、今日はなにして遊ぶのよ』
手が完全に見えないくらい長い袖の水色の服を着た、長い耳に薄い青の長い髪を持つ女の子が宙に浮きながら聞いてくる。
「皆のやりたいことでいい」
『もう!あんたはすぐそう言う!自分のやりたい遊びはないの!』
「俺は皆といるだけで楽しい」
そう言うと若干顔を赤くして嬉しそうにしつつそっぽ向くイヴ。
『まったく……(そう言われたら何も言えないじゃない)仕方ないわね、皆!なにやりたい!』
クエー!とかクポとか様々な鳴き声が聞こえる。
『じゃ、一番多かった宝探しね!』
「わかった」
宝探し。
チョコボがどこからともなく持ってくる地図を頼りに宝を探すと言うもの。
皆に地図を渡して時間内に一番多くに宝を見つけたものが勝ちとなる。
なお、これはペアで行う。
ペアはこれまたいつも通り。
チョコボ、モーグリペア。子チョコボ、子モーグリペア。フェアリー、シルフペア。ユニコーン、ミストドラゴンペア。ムンバ、ケット・シーペア。トンベリ、カーバンクルペア。
最後に俺とイヴのペアだ。
一番強いのはチョコボ、モーグリペアだ。
皆が最低限の能力を使える様に多めにマナをあげておく。
『準備はいいわね!それじゃあ、開始!!』
一斉に皆が散っていく。
『さぁ、私達も行くわよ!!』
「ああ」
森の中。
『さぁ、魔法で掘るわよ!』
俺は頷いて答える。
『さっさとやらないとまたチョコボ達に負けちゃうわ』
イヴは氷の槍を作る。
俺もブリザドで氷の槍を作りそれを使って掘る。
遊びの中で魔法の練習もしている。皆に教えてもらうのだ。
今はイヴがいるから氷属性でやる。
といっても……
『はあああああ!』
ガガガガガ!と音をたてながら氷の槍で地面を掘ると言うより抉っていくイヴ。
俺も、イヴほどではないにしても少しづつ氷を操作して掘っていく。
魔法は苦手だ……
そして夕方頃。
皆が集まって成果を発表しあった。
優勝はやっぱりチョコボ、モーグリペア。
強すぎる……
見つけたお宝15個。圧倒的だ。
大体5個くらい見つかれば多いほうなのだが。
ちなみに俺とイヴは3個。イヴは見つけても宝を壊すから。
それから住んでる洞窟に戻ると、泥だらけの俺達はシヴァに説教された。
『ごめんなさいかあさまー!!氷の槍降らせないでー!!』
イヴが叫ぶ。
召喚獣達に氷の槍の雨を降らせてる。
俺にはやってこないんだけど、シヴァ怖い。
結局俺が止めに入った。
その夜。
イフリートとタイタン、リヴァ
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