第四章 炎
第3話 強さ
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ろASTみたいな機械を頼ってるのもいいが、マナりんも魔術師なんだから普通の魔術を使ってもいいころだと思うにゃー」
真那「そのことも考えておきますよ」
と、話が1度終わったので一瞬の沈黙があった。それを壊したのは上条だった。
上条「土御門、インデックスはどうしてる?」
土御門「今はステイルや妹の舞夏が主に世話をしてるぜぃ」
上条「そりゃ助かるぜ」
土御門「これぐらい容易いぜよ。なんせ……カミやん達には学園都市を止めてもらわなきゃならないからな」
上条と真那は後半の声の口調とトーンが変わったことに、2人にはさっきまでの笑みはなかった。
そして、改めて気づかされた。
自分達は学園都市の運命を背負っていることに……
その後はしばらく雑談だった。
と、時間になったのか土御門が帰る準備をしていた。
土御門「じゃ、俺はこの辺で退散させてもらうとするにゃー」
上条「おう。またな、土御門」
真那「気をつけやがってくださいねー」
土御門は上条達に背を向けながら軽く手を振りながら帰っていった。
上条「真那は帰らないのか?」
真那「もう少ししたら帰るつもりでいやがりますよ。それより……1つ聞いてもいいですか?」
真那が急に真剣な表情になった。それにつられて上条も真剣な顔になる。
上条「何だ?」
真那「その右手のことなんですが……その、覚醒のことに気づいたのはいつからなんですか?」
真那の視線が明らかに上条の右手へ向いてる。よほど気になるのだろう。
上条は真那に優しい笑みを浮かべて、ゆっくり口を開いた。
上条「それはな、俺……ていうか士道達と森の中で狂三の本性を知った日の帰りだったよ」
ーーーー
ーーー
ーー
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上条『お前は……ッ!?』
?『初めまして……というべきでしょうか』
そこに現れたのは長身の青髪。それは自分の元クラスメイトにそっくり……いや、瓜二つだった。その姿に、その人の名前を言ってしまった。
上条『青髪……ピアス……!?』
そして声までも……瓜二つだった。
青髪ピアスは余裕の笑みを浮かべて上条に対して、ゆっくり口を開いた。
青髪?『いえ、この姿は借りているだけですよ』
上条『……何!?』
青髪?『そのままの意味ですよ。私は学園都市7人のLevel5の内の第6位……本名は明かせませんが能力は″肉体変化″です。口調以外は全て借りの姿ですから……もちろん声も……』
第6位の言葉に上条は息を詰まらせた。
何故青髪ピアスのことを知っているのか。そもそも何故彼は自分の居場所を知っていたのか。何を目的として自分を尋ねてきたのか
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