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流星のロックマン STARDUST BEGINS
憎悪との対峙
30 母としての愛情
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ロードを移動している時やシューティングスター・ロックマンと共闘しているのを偶然捉えられた画像がネットでは多く出回り、一部では謎のヒーローとして扱われている。

「動かないで!!スズカは何処!?」

「......チッ」

ハープ・ノートはスターダストをValkyrieの一味だと誤解していた。
距離は約30メートル、ハープ・ノートはバイザーにズーミングの機能が無いためにただ灰色の電波人間である以外の情報が得られない謎の敵に警戒する。

『ミソラ、気をつけて。コイツ、只者じゃないわ。それに敵か味方かも』
「でも時間は無いの。力づくでも...」

ハープ・ノートはスターダストに向かってダッシュした。
確かにハープ・ノートだけでも無く、スターダストにも時間が無いのは確かだった。
スターダストについては関わりたくない。
早くメリーを助けに行かなければならない。
しかし話し合う時間も無い。
そして目の前ではハープ・ノートが向かってくる。
ここはハープ・ノートには恨みなど無いが、倒すしか無い。

『バトルカード!!スイゲツザン!!』
「...!」

Cutter Mode

ハープ・ノートはバトルカードを使ってスターダストに斬り掛かる。
それにスターダストは右腕のガントレットのモードを切り替え、小型のコンバットナイフを構えスイゲツザンを防いだ。
そしてすかさず腹部に腹部に膝を入れた。

「!?キャァァ!!」
「ハッ!!」

そして右腕からコンバットナイフを外して右手で握り、スイゲツザンを砕いた。
ハープ・ノート=ミソラとハープはバトルカードの中でも決して威力の低くないスイゲツザンが破壊された事に驚きを隠せなかった。
それもバトルカードを使わずに標準装備と体術だけでだ。
しかしスターダストは顔色を変える隙を与えなかった。

「ヤァ!!」
「キャァァァ!!!」

ステップを踏み込み、ターンして右足で肩目掛けて蹴りを入れた。
その蹴りはあまりにも強力だった。
バトルカードを使わずして、それを上回る程の威力を誇った。
ターンによる遠心力から得られた運動エネルギー、彩斗の多少のダンスの知識、運動神経、スターダストの基本性能などあらゆる要素が備わったことによって放たれた攻撃。
一撃でハープ・ノートを吹っ飛ばし、戦闘不能に追い込んだ。

「うぅ...!?そんな...ロックマン....スバルくん?」

壁に背中を打ち付け、意識を失いかけている時に近距離でスターダストの全体像を見た。
紺色のスーツに灰色の武装、狼と鷹の要素を持ったヘルメットに青のバイザー。
そのかなり違うが、自分の知っている星河スバルの変身するシューティングスター・ロックマンとシルエットは瓜二つだった。
しかし声を聞いた瞬
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