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『自分:第1章』
『平日』
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男女混合で陸上。

終わったら寮ごとに点呼とって寮に。

夕食迄、洗濯や手洗い。
空腹の欠片もないまま夕食。
勉強、日記、おやつ、風呂、9時就寝。

風呂、初日は揉めて入らんかった。
翌日、諦めて、お世話係の子に頼んだ。
時間半々にしてって。
別々に入りたいって。
結局『細いしええやん。慣れるって。』とか言われて脱がされた。
問題は体型とかじゃなくて、見る見られるってのが受け入れれん。
もっと言えば、見んくても視界にはいるのが嫌。

零那は日記に本音をキッチリ書く。
普段話す時間やか無いから。
職員がチャント読んで返事するシステム。
解り合う為。
誰かが居たら言いにくいこともある。
自分自身と向き合う時間にもなる。
個人的に日記システムは良いと思った。

中学生は日記時間が終わるとテレビつける。
寝る迄、唯一の自由時間。
見れるチャンネルとか設定されてたかどうかまで知らんけど。
たまに職員が消したりもしてたから。
禁止の番組もあったはず。
零那は日記時間過ぎてもキチッっと書きたいこと書いてた。

新入生の部屋は静養室の向かい。
静養室=職員在中部屋。


宿泊職員は静養室で寝る。
寮長は廊下で寝てた。
皆の様子や異変が解るように。
布団の中での暴行とか、陰湿な女は何するか解らんしな。
見回りも頻繁にあった。
部屋は普通に歩けば覗けるようにガラス張り。

衣類置いてる棚にはカーテンみたいな布が付いてる。
下着も其処に干す。
小さい干すやつは個別に皆が貰ってる。
着替える時も其処に隠れるシステム。

夜中、トイレに行きたくなる時は緊張する。
トイレは、静養室と此処の真横。

寮長が布団に寝てる姿は見たこと無い。
必ず何か難しい本を沢山読んでた。

大体、行事も何も無い平日はこんな感じ。
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