暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
オリジナルストーリー 目覚める破壊者
StrikerSプロローグ エースとストライカー、それぞれの第一歩
69話:A's to StrikerS(後編)
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!」
「わかってるっての!」
再び翼を広げ、俺の手を掴んで飛翔する。
その間に俺はトリスを通じて生命反応を探す。魔法じゃないから簡易的になってしまうが、やらないよりかはマシだ。
〈マスター、この先500メートルに生命反応が一つ!周りは火に囲まれており、一部崩落の危険も…!〉
「っ、ハリケーン!」
「間に合わせる!」
一度翼で空を叩き、一気に加速する。少し振り払われそうになったが、なんとか踏ん張った。
目の前に迫る炎の壁を突き抜けると、そこには女の子と倒れ掛かった天使の像が。
「っ!」
即座に俺は手を離し、地面を削りつつ少女の元へ。速度を落としながらライドブッカーからカードを抜き取る。
〈 ATACK RIDE・BIND 〉
〈バインド・プリーズ〉
音声と共に手のひらを像に向け、魔法陣を展開。さらにそれと同時に地面に魔法陣がいくつか出現し、そこから鎖が現れ像の落下を止める。
「ハリケーン!」
「はぁあっ!」
俺が呼びかけると同時に飛んでいたウィザードHが像の前にやってきて、翼から貫通性のある弾のような風を起こす。
それを受けた像は粉々に粉砕され、倒れてきたのとは反対の方向に吹き飛んでいく。砕けなかった頭部も少し脇に落下して来ただけで、被害はない。
「君、大丈夫か!?怪我は!?」
「ふぇ!?え、え〜っと…だ、大丈夫、だと思います…」
よかった…間に合ったようだ。
少し煤が顔に付いているが、火傷も見られない。泣き目になっているのは、不安だったからだろうか?
「もう大丈夫だ。これから安全な場所に―――」
「士君!」
ウィザードHに頼んで少女を届けてもらおうと思ったら、背後から声が聞こえてきた。
振り向くと、飛行魔法を使って浮いているなのはがいた。
「なのは!」
「その子は!?」
「今助けたところだ!今から外に…」
「なら士君は奥の人達を!この子は私が連れていくから!」
「お、おう!わかった、頼む!」
なのはの言葉に甘えて、少女をなのはに任せる。そして俺は再びウィザードHと共に、さらに奥へと進む。
しかしあの女の子……何処かで見たような…誰かに似ているような…?
『―――門寺一尉、今救出した方で奥の方にいる要救助者は全員です!』
「了解、これからは消火活動に切り替えます!」
『お願いします!現在八神一尉も消火活動に加わってくれています!』
「はやてが…!それは心強い!」
救出した人を届けて戻ってきたウィザードHと合流し移動、待っていた間に念話で連絡しておいたウィザードWとウィザードLとも合流する。
「よし、全員揃ったな」
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