暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
オリジナルストーリー 目覚める破壊者
StrikerSプロローグ エースとストライカー、それぞれの第一歩
69話:A's to StrikerS(後編)
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いました。皆さんは消火を続けてください」
「あ、あなたは…?」
「臨時協力の本局魔導士、門寺一尉です。消火と救助を任されました」
「門寺…あなたが…!」
俺の名前を聞いた瞬間、なんか消火隊の雰囲気が変わったような…気のせいか?
「私はこれから先に進みつつ、消火と救助をしていきます。皆さんは確実に火を消していってください」
「りょ、了解です!」
消火隊の全員の敬礼を背中で受け、俺達はさらに先へと進む。
「ランドとウォーターは一緒に消火を!ハリケーンは俺と一緒に奥に進んで救助だ!」
「「「わかってる!」」」
三人は一斉に返事を返し、二手に分かれる。
ウィザードWとウィザードRは二人一緒に別の方向へ向かう。俺の側にいるウィザードHは、ライドブッカーからカードを取り出す。
〈 ATACK RIDE・SPECIAL 〉
「はぁ!」
カードの効果で緑の魔法陣がウィザードHの後ろに現れ、そこから竜の姿をした緑の魔力が出現し、ウィザードHの背中へ。
緑の魔力はウィザードHの背中で形を形成し、ウィザードHの背中に大きな竜の翼を作り出した。
「行くぞ!」
「おう!」
ウィザードHが差し出してきた手を握る。ウィザードHは翼をはためかせ、一気に空港の奥へ飛翔する。
ウィザードWとウィザードLはそれぞれ『スペシャル』の魔法を発動し、消火活動を行っていた。
ウィザードWは竜の尻尾『ドラゴテイル』を振るい、水を操り火を消していく。
火の勢いが強い場所では『ブリザード』を発動し、着実に火を消火して行っていた。
ウィザードLは両手に装備した竜の爪『ドラゴネイル』を使って地面のコンクリートを持ち上げ、爪で粉々にしてその砂で火を消していく。
時には壊しても大丈夫な部分をわざと破壊し、それを使って火を消していく。
二人のウィザードの行動は、武装隊の災害担当の局員をも刺激し、結果的に消火活動に大きく貢献したという。
「おわっ!まだ火の勢いが強い…!」
燃え盛る炎に一瞬たじろいでしまう。熱さには耐えられるが、人の時の感覚で思わず、だ。
その時、目の前にある炎が激しい突風で吹き飛んでいった。振り向くとそこにはウィザードHがいた。
「お待たせ!」
「救助した人は!?」
「ちゃんと救護隊に引き渡した!だがまだ取り残されている人が大勢いるらしい!」
これだけの大きな火災だ、何が起こっても可笑しくはない。もしかしたら何かの燃料に引火して、爆発する危険もある。
早めに逃げ遅れた人達を救出しないと、大変なことになりかねない。
「急ぐぞ、ハリケーン
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