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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ゼロの使い魔】編
031 ≪烈風≫からの試練 その1
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来ている。……因みに、海楼石%チ有の倦怠感は“アギトの証”の効果の一端である“オーラ【FF零式】”等の効果で身体を強化して誤魔化している。……この様な場合──模擬戦闘等の場合は殊更に仙術等で強化している。

身に付け始めたのはワルド戦後で、化け物≠ニ揶揄されたのは流石に色々と堪えた。……尤も、生命の危険を感じたら遠慮無く外させて貰うのだが、ヴァリエール公爵はその辺り──ギリギリを見極めるのが巧い。

(……まぁ、出来る事をするだけか)

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』

デルフリンガーを倉庫≠ノしまい、右手に熱気≠左手に冷気≠集め、それらを融合させる。“カッター・トルネード”が一直線に──一気に消せるように誘導し、まるで弓矢を構える様に構える。先程からあまり動いていないヴァリエール公爵夫人をそれ≠フ射線に入れないようにもする。

(今だ! なんちゃって──)

「“なんちゃってメドローア”ァァァァアアッ!」

ちょうど良いタイミングを見逃さず、10回の倍加──1024倍にもなったそれ≠放った。

SIDE END
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