第二話 憧れの人
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青年「・・・・・」
少女「・・・・・」
青年と少女は今ある男の病室にいる。
ある男の名前は鉄 夜。
青年「この制服、学園都市では見かけないよな?」
少女「うん、多分観光かここに住むために来たんじゃない?」
青年「そう考えるのが妥当だよな」
少女「・・・それにしても起きないわね...」
事故が起きたのは約16時、現在は22時48分。
夜は6時間寝てもなお目を覚まさない。
少女「このまま目を覚まさなかったらどうしよう...」
青年「大丈夫だよ、そのうち目を覚める...と思う」
夜「ん、んんっ、・・・ここ、何処だ?」
青 少「起きた!」
夜「!!な、なに?」
夜から見ると青年と少女が一気に気を抜けたのが分かる。
夜「あの〜、どちら様で?」
俺はそこまで言ったときに気付いた。
この二人は昼間に見かけた二人だ。
何故この二人が居るのだろうか?
・・・あぁ、思い出した。
ひったくりを倒すために放っていた能力の流れ弾に当たって倒れたんだっけ。
っていうか、この二人何処かで見たことあるんだよなぁ…
何だっけ、思い出せない...
うっすら覚えているのは撮った場所がここ、学園都市だって言うこ。
そして、映っていた人に憧れたんだ。
青年「大丈夫か?」
青年は俺の顔色を窺う様に聞いてきた。
夜「あっ、はい。大丈夫っ、いってぇ」
俺は言いかけている途中で腹部に痛みが走った。
少女「ばかっ、当麻。大丈夫な訳ないでしょ」
んんっ?当麻?もしかして、上条当麻?聴いてみるか?いや、しかし、もし人違いだったとしたら嫌だしなぁ。
!そうだ、お互いに名前ぐらい知っとかないといけないからって言えば知ることができる。
うん、これなら自然にいける。
少女「ねぇあんた、腹部から大出血しt...させちゃったけど、そのぉ、スケジュールとか大丈夫?」
夜「あぁ、だいじょu...」
大丈夫じゃない、ガイドさんは8時集合って言っていた。
現在時刻、22時55分。=10時55分。
少女「あれ、やばい感じ?よね...」
少女も青年と同じように顔色を窺う様に聞いてきた。
夜「アッ、イヤーダイジョーブデス」
俺は自分でも分かるぐらい棒読みで言った。
少女「あっ、いやっ、そのっ、悪いのは私だし、だからちゃんと家までの交通費は払うから」
青年「その前に言うことがあるだろう?御坂。申し訳ないって思ってるならな」
少女「わ、分かってるわよ!えぇと、その、ごめんなさい!」
夜「いや、別に大丈夫何だけどあの、二人の名前って上条当麻さんと御坂美琴さんですか?」
青 少「そうだけど?
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