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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
優等生と劣等生
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かやってなかったからだ。
忍術何て知らないものをどう教えれば言いか何てわからないわけだし。
教科書にも印しか乗っておらず、術は乗ってない。

出来るのは精々実習でやった変化の術とか分身の術くらいだろう。
まぁ、俺の場合はチャクラとか言う物の扱いがわからなかったと言うのが理由だが。

「……………やっぱり落ちこぼれなんだよなぁ…」

「問題ないだろ?忍者だけが生きる道じゃないからな」

「それでも…忍者になりたかったってばよ」

「………ふむ。
なら忍術に擬類したものでも覚えてみるか?」

「…………へ?」

俺の問いかけにナルトは理解できない感じで間抜けな返事を返した。

「いや、だからな?n「ちょっといいかな?」………誰だ?」

「いやいや、試験の時いただろ?
ミズキ先生だよ」

………臭いな。
体臭とかじゃなくて、悪意の臭いだ。
こいつは何を思って俺達に近づいたんだ?

「君達が合格できる方法を教えてあげようと思ってきたんだけど、どうかな?」

「ホントか?!」

「おい……」

合格と言う言葉に直ぐ様食らい付いたナルト。
ついつい突っ込んでしまう俺だが、
実際にどうするべきかを考えていた。

「あぁ、実は火影様の部屋にある禁術の書物。
これに書いてある術を覚えることが出来たら合格間違いなしだよ!」

「おぉー!」

…………バカ。

しかし禁術の書か。
アカデミーでは習うことが叶わなかった忍術を
ちゃんとした形で習得出来るかもしれないな。

「どうかな?」

「やるってばよ!」

「まぁ、やってみるか」

そんなこんなで決まった禁術の書物強奪作戦。
…まぁ、そんな事は上手く行くわけもないので一足先に火影邸へ。

「………いいじゃろ。
では捕獲は頼んだぞ」

「まぁ、任せて呉くんなます」

じいさんの説得完了。
その日の夜、ナルトと共に禁術の書物を盗んで(借りて)行ったのだった。
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