日常の中の無限変幻
東方変形葉37話「少年は別れを告げる」
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とその怪異をはたいて、早く帰って来い。」
「ああ、そのつもりだ。」
そのほかにも、ルーミアとチルノとリグルとミスティアと大妖精、無縁塚で小町と映姫、妖怪の森の人たちや、天界で天子や萃香にも言ってきた。天子と萃香はなぜか知っていたみたいだけど。人形を売らせていただいている店の方には、一時休業とだけ言った。
夜になって全員の挨拶が終わった。家では、3人が俺が頼んでおいた出かける支度をしていた。
「裕海様〜!準備は整ったよ!」
「終わったよ〜!」
「終わったの〜・・・むにゃあ。」
3人は疲れきっていた。
「よし、明日に備えて寝ようか!」
「「「うん!」」」
そして暖かい布団の中に潜り、意識を手放した。
「裕海、準備はいい?」
少し大きなリュックを背負う。
「ああ、いいよ。」
外の世界に最も近い場所、博麗神社。幻想郷と外の世界の境界に位置するこの神社が、外の世界に行くのに楽なのだそうだ。神社には、見送りの人たちがたくさん来ていた。
「時間ね。あなたが今どこにいるかはわかるようにしてあるから、10か所回ったら迎えにいくわね。」
「頼むよ。じゃあみんな、少しの間の別れだけど、元気でね!」
元気でねーっとかいろいろな声が飛ぶ。そして俺と人形たちと姫雪は、外の世界への入口へと入って行った。
続く
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