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I want BRAVERY
19話 Teo dora
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前やったよね!」

「そんなの忘れた!」

「おぅい!遥は実戦経験でリーダーになったんじゃないの!?」

「視界に入った!私は後衛するから!」

 一気に下がるゆかり。

 もしかしたらレベルが高すぎて、敵が逃げることを考えたのだろうか。

 それにしては下がりすぎだろう

『説明はいるな?いるよな?』

「いや、いらん」

「え?」

「私の直感を信じて、順平」

「お、おう!!」

 ていうかこれ、バトル指示できないんじゃないだろうか。

「うわっ!」

 飛んでくる黒いスライム。

 なんだこれ。

 怖いんですけど。

「うわぁぁぁ!キモイ!キモイ!グチュグチュ言ってる!!」

「ちょ、遥!?」

「おぉぉぉ!!近づきたくねぇ!あれ、絶対剣効かないだろう!」

『大丈夫だ』

「やっばい!オルフェウス!!」

 引き金を引けばいいんだ、こんなもの。

 これが、私の力。

 温存したりなんてしない。

「アギ!!」

???ボォォン!

 1More

 なんだかそんな文字が見えた気がする。

「順平!今!」

「お、おう!!」

 走っていく順平

「てりゃああ!!」

???ザシュゥ!!

「やった!」

「よ〜し。こんなもんだろう」

 無駄にドヤ顔の順平。

『右方向にジャドウ!』

「また!?」

『属性についての説』

「いらん」

 今度は2体。

「順平!こいつらきっと火に弱いよ!」

「お、おう!俺のペルソナで・・・」

 そう言った順平からは、ペルソナ召還の音が聞こえない。

(ビビってるの!?)

 やはりゲームとは違う、か。

「オルフェウス!アギ!」

 とりあえず一体。

 1More

「順平!」

「わ、わかってる!」

 しかし、順平は召還しない。

「順平ならできるよ!!」

「・・・っ、いくぞ!!」

???パァァン!

「おぉぉぉ!」

 黒いスライム相手に全力で叫ぶ順平。

 なんかちょっと格好悪い。

「ふぅ・・・お?」

???チャキィィン

 なんだかちゃちい音が鳴った気がする。

 どうやらレベルUPのようだ。

 いささかテンポが早い。

「よし・・・次、行くよ!」

 声を上げるゆかり。

(リーダーは、私だ!)

 しばえらくの間探索をする。

 そして気づいたことがある。

(シャッフルタイムないじゃない!!)

 こんなことがあっていいのだろうか。

 ゲームで効率良くレベル上げる、効率良く(?)金を稼ぐ、それら
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