任務【「高雄」型重巡姉妹の一番艦と二番艦におっぱいで奉仕させよ!】
第01話
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「愛宕と、しちゃったなぁ」
にへらぁと緩みきっただらしない笑みを浮かべながら、俺は司令官室でひとりぼんやりと座っている。
最後までしてないとはいえ、俺は轟沈、愛宕はタ大破するまでイタしたんだ。
今後の愛宕との行く末を考えると、俺はにへら顔をやめられない。
そんな愛宕は帰投したばかりの入渠中で、ドッグで休んでいる。
俺は時間をもてあましていた。
艦娘達に命令を出したくても燃料が不足していて、何もできないでいる。
暇すぎる俺はついつい愛宕のことを考えてしまい、ひとりへらへらぁと妄想にふけっていた。
「ああ、アタゴン、そんなことしてくれちゃって……うほぉぅ、オーバースペックなタンクでそんなことを……にゅぐぉぅ、さすがは重巡といったところか、すんげぇなぁ……ぬひぃぅ、それは俺への反逆かぇ? ぐぬるぉ、しゅ、主砲が暴発しちまうよぉ……あ、あ、あ、そんなことされたら俺、轟沈しちゃうって……」
妄想はどんどんとエスカレートしていき、俺は誰もいない司令官室でひとり悶えていた。
そして愛宕の凄すぎる濃厚重巡攻めによって、俺は限界にまで昇りつめてしまう。
「ぬぐおおぉぉぉッ! もうだめだぁ! しゅ、主砲発射用意ッ! 目標、アタゴンの秘肉門の奥の奥ッ! ッてえええぇぇぇえええぃッッッ!!」」
“ずどごおおおぉぉぉおおおんッ!”
突然、司令官室の扉が木端微塵に砕け散る。
恍惚の表情を浮かべながら、俺は謎の砲撃に巻き込まれて吹き飛ばされた。
「提督! ……提督? あら、お留守かしら?」
「お留守じゃないですよー」
爆撃の勢いで天井に突き刺さってしまった俺は、しゅぽんッと身体を引き抜いて椅子の上に着地する。
「どうしたの、高雄。かなり死を感じちゃったけど、俺」
俺は爆発アフロにズタボロコーデという、サイケというよりサイコな格好のまま、ゲホぉっと真っ黒い煙を吐き出す。
そして鼻血だくだくな俺はキリッとした顔で高雄に話しかける。
「話は聞きました、提督!」
物凄い剣幕でせまる高雄。
俺は何がどうしたのかわからず、ポカーンかつキョトンとしてしまう。
「話を聞いた? 何を? 誰から?」
「妹の愛宕から、昨日したことについて」
………………機能を停止しました。
俺の頭が考えることを拒否した。
これはマズい。
いきなり砲撃されても文句は言えない。
「高雄……と、とりあえず……妖精さん! お願いしまーす!」
「あいー」
わらわらぁと妖精さん達が駆け寄り、トンテンカンテンと司令官室を修繕する。
――しばらくして
優秀すぎる妖精さん達のおかげで、なんとか元に戻った司令官室。
その司令官室の中で、高雄は俺に
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