第百四十四話
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第百四十四話 実際に洗うと
カレー鍋は素早く洗うことにした、他の皆も洗っているのでそれに合わせて洗わなければならないと考えてだ。
そのうえでだ、美奈子は華奈子に言った。
「とりあえずゆすぐことはね」
「してね」
「それから」
「スポンジは使えないけれど」
それでもだった。
「それでも洗剤をたっぷりとお鍋の中に入れて」
「手で洗おうね」
最初は、というのだ。
「手で洗ってカレールーを大体取って」
「それからね」
カレールーがなくなってから、というのだ。
「本格的に洗いましょう」
「それがいいわね」
「それじゃあ」
美奈子はあらためて華奈子に言った。
「まずはね」
「ええ、こうしてね」
華奈子は早速鍋の中を水でじっくりと洗った、そうしてから。
鍋の中に洗剤をかなりかけた、それから。
二人で鍋の中を手で洗う、じっくりとルーを落としてそれからだった。
鍋全体を今度はスポンジで洗う、それからルーがまだ付いていないかどうか綿密にチェックしてからだった。
鍋を拭く、そこまでしてだった。
「よし、これでね」
「完成ね」
「お鍋洗えたわ」
「一番の大物がね」
カレーを作って食べた後の後片付けがだ。
「終わったわね」
「これでよし、ね」
「ええ、皆も大体終わってきてるから」
食器洗いにキッチンの掃除がだ、勿論テーブルも綺麗に拭かれている。
「これでね」36
「無事終わり、全部ね」
華奈子は笑顔で言った。
「カレーのお料理は」
「何もかもが終わったわ」
「美味しくてしかも」
「いい運動になったわね」
「調理も食器洗いもね」
そしてキッチンの掃除もだ。
「一通りするとね」
「かなりいい運動になるわ」
「本当にね」
こう話すのだった。
こうして七人はカレーを作って食べて後片付けもした、その後は先生達の使い魔達がチェックしてもだった。
全く問題がなかった、それで七人は満足した状況でカレーのことを終えることが出来た。美味しさを楽しむだけでなく。
第百四十四話 完
2014・6・20
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