第四章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初
ているんだな」
「自分の家族をね」
「本気でな」
「少なくともあなたよりもね」
「娘だっていうのにね」
「その娘に何したのよ」
「全く、あれだけ可愛かったのにな」
このことについてもだ、肩を落として言う。
「もう完全にわしの手から離れたな」
「娘は妻になって母になるものよ」
「愛情もそちらに行くか」
「ええ、そうよ」
その通りだと言う妻だった、遠山はこのことにも打ちのめされるのだった。お世辞にもいいとは言えない父親として。
愛の証 完
2014・4・22
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ