第二章
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「それじゃあね」
「ああ、またな」
別れを告げ合ってそのうえで別れる。若葉と別れてからも一時間程度は本屋の中を歩き回った。二階に昇ったり本だけでなくCDやゲームソフトも探す。白い壁と床に黒い棚が対比的にある店の中を歩いているうちに微妙にチェスの世界の中にいるような気がした。そこで彼女はふと文庫のコーナーの前で立ち止まったのだった。
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