十三人目
BURNIN’ LOVE
終話
[8]前話 [2]次話
おいぃ…こらぁ…
ブチ…
死にたいんはどいつじゃあああ!ゴルアアア!
おのれか…お?
ブチブチ…
おのれか…こら…
一匹も逃がさんどおお!ゴラアアア!
見る見る道が出来た。
溶岩からまだまだ湧いて来る奴らに、兄貴は最期まで意地を通したんや。
竜に囲まれて行く兄貴をわしは…
わしは見届けなかった。
だから…
今もまだ、のうのうと生きとるやろ?
死に場所を間違えた男の…
憐れな姿や…
そんな話を聞かせてなあ…
裏の世界を牛耳ってきたこの男は、その寿命を全うしたんや。
あの頃に戻りたい…
そう言い遺してな…
え!
ついていっていいんスか!
俺…
ほんまの兄貴が出来たみたいで…
ありがとうございます!
あ?
お前…
もう、俺のほんまの弟やんけ。あほか。
うう…兄貴…
あんたらあ!
ご飯や!はよ来な食わさへんで!
やば!
はよいくど!
うっす!
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ