第五章
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「いいのね」
「上出来よ。ねっ、ここでも私の言った通りよね」
「ええ」
「仕事は真面目に」
まずはこれであった。
「そして言葉遣いは丁寧にね。この二つなのよ」
「この二つなの」
「相手の男の子にいい印象を与えるのはね」
まさにそれだというのである。
「例え不器用でもいいのよ」
「不器用でも」
「人間ってその人が真面目に頑張ってるのと礼儀正しいのを見るから」
そこまで考えている智代だった。どうやら高校生にしてかなりの策士であるようだ。
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