第一章
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外と器用な里香である。
「そういったのもね」
「じゃあいいじゃない。とにかく恋愛は打算計算」
打算という言葉まで付け加えられた。
「わかったわね。しっかりとやりなさいよ」
「相手を見つけたその時からね」
「流石に赤い糸までは計算とかじゃどうしようもないけれど」
里香から顔を離しこんなことも言う智代だった。流石にそういうものに関してはどうしようもないというのである。
「それでもよ。見つけたらね」
「計算なのね」
「しっかりやりなさいよ。あんただったら」
また里香を見上げての言葉である。そのはっきりと美人と言える顔を見上げてである。
「まず大丈夫だから」
「まだ誰とも付き合ったことないけれど」
「あのね、その顔とルックスよ」
顔を上から下にやりながらの言葉である。制服のわざと短くさせているスカートから見えている脚も実に美しい。親友の彼女から見てもはっきりと言える美人である。
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