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白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル
第7話『雪姫の実家へ。相変わらず小悪魔な先輩』
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の胸はすごいボリュームだった。目線は特にそこへといってしまう。
ふと、茂武市の言葉が思い出される。
──『先輩ってもしかしてお前のこと好きなんじゃね?』
「いやっ、おっ俺は遊ばなくてもいいかな……って。
それよりも、この前の写真の事とか詳しく聞きたいんですけど……」
──なに意識してんだよ俺……
こんな先輩が、俺のコトなんて好きなわけないじゃんっ……!!
熱い顔で、必死に今浮かんだ考えを否定する。
「えー? そういう話は夜でもできるでしょ? 今はとりあえず遊ぼうよ」
雪姫がにこりと笑うと、前かがみになって下から計佑を見上げてきた。
すごい谷間に思わず目が引きつけられる。
「ねっ行こ?」
思わず頷きそうになったが、
<b>「何見とれてんだよいやらしいっ!!」</b>
いつの間にかまくらがそばに来ていた。
──うおおお!! いつの間にっ、てか、なんだよいきなり!?
人がいる所でまくらと会話をする訳にはいかない。
とりあえず一人になるためにも、雪姫へと返事をする。
「わっわかりました、俺も着替えてすぐに行きますから。先に行ってください」
「ん、わかった。待ってるからねー!」
手を大きく振ってから、駆けていく雪姫。
計佑も手を振り返したが、まくらからのプレッシャーになんだか冷や汗が流れていた──
─────────────────────────────────
──ふしぎ。他の男の人に見られる時には、すごくイヤだったのに……
雪姫はご機嫌だった。今のやり取りの中での、計佑の視線が気持ちよかった。
少年が自分(の身体の特に一部だけど)に夢中になってくれるのが恥ずかしくも嬉しくて、
調子に乗って見せつけるようにすら振る舞ってしまった。
ぶくぶくと膨れ上がってしまった胸。
重いし、男の視線は集めるしで嫌悪感ばかりが募ってたそれが、今日初めて少し好きになれた。
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計佑はまくらを連れ立って、屋敷のほうへ向かっていた。
──なんだかいたたまれなくて、黙り込んだまま。
「……さっきどこ見てたの計佑。
計佑とは随分一緒にいたけど、あんな情けない顔初めて見たよ……なんか気持ち悪い」
カチンときた。
……図星だろうだけに、尚更だった。
<b>「悪かったな、気持ち悪くてっ!! どーせ元からそーゆー顔なんだろーよ!!」</b>
もう逆切れしてみせるしかなかった。
「何だよいきなりつっかかって来て……オマエには関係ないだろっ!!」
<b>「かっ……」</b>
一瞬まくらが大きな声で反論してきそうになったが、
「……そうだね関係ないかも。計佑と先輩の話なんだから、私がどうこう言うコトじゃ
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