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東方変形葉
日常の中の無限変幻
東方変形葉36話「銀世界ピクニック」
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何かで刀を振り下ろしてきた。だが甘い。
「『威力の変化〜鬼〜』」
扇子で剣をはじく。この扇子は壊れないから便利だ。
「なっ!?・・・やはりお強い。ここは引くことにします。」
「単純な攻撃だねえ。あ、よく考えたら魚20匹もいらないな。一匹あげるよ。ほらっ」
手が届かないため、スキマで渡す。
「うわっ!?な、何!?おっとっ。」
スキマに相当驚いている。
「さてと、俺はそろそろ戻るよ。じゃあね。」
「え、ええ。はい、さようなら。」
スキマでもとの場所に戻る。



「ただいま〜。」
戻ってきた。すると、そこにはよくできたかまくらがあった。
「「「おかえり〜!」」」
「あら、ちょっと早かったわね。」
レミリアと人形たちと姫雪がかまくらから顔を出して言った。
「ああ、ほらこれだけ取れたよ。」
「あら、なかなかいいじゃない。川魚よくこんなにとれたわね。」
魚は“永遠の変化”で鮮度を保っている。
「そういえばあっちで何か音がしたけど、何かあったの?」
パチュリーがシートの上で本を読みながら聞いた。
「天狗たちが魚を奪おうとやってきて俺を囲んで攻撃しようとしたから、ぶっとばしておいた。きっとその時の音かな。」
「ただいま戻りました。」
咲夜も戻ってきたようだ。
「咲夜は〜、山菜が多いわね。でもなかなかいいわね。」
「裕海、とってきたもの見せて。」
「はい、川魚は結構とれたけど山菜は全然だったな。」
そういって山菜と川魚を見せる。
「あら、川魚はよくとれてるわね、山菜は〜・・・これはだめ、これはだめ、これはいけるわね、これはだめ。」
・・・あれ?そんなに食べられないものが入ってたのか。最終的にほんの一握りだけどなってしまった。
「さて、裕海!これらをあなたの家で料理してきなさい!」
「多分そう来ると思ったよ。咲夜、山菜の料理に関しての知識は皆無だから手伝ってくれる?」
そもそも山菜を採ったことも初めてだし。
「ええ、いいわよ。」
スキマを開け、俺の家の台所につなげる。



「うむ、悪くないな。」
「咲夜のもお兄ちゃんのも美味しいね!」
「さすが咲夜さんと裕海様!」
「あら、美味しいじゃない。」
川魚の塩焼き(骨抜き)と山菜天ぷらは好評のようだ。川魚を料理するのはかなり久しぶりだから不安だったけど。
「「すごーい!おいしそー!」」
うん、人形たちは残念ながら食べられない構造だからね。少しかわいそうだけど仕方ない。



昼食後は、俺と咲夜も入って雪遊びに付き合うことになった。今度は雪合戦らしい。パチュリーは残念ながらもともと体が弱いので、審判をやってもらう。
俺のチームはきらちゃん、フラン。咲夜のチームはレミリアとほたるちゃんと姫雪がいる。
「スペカは使ってはいけない、能
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