日常の中の無限変幻
東方変形葉36話「銀世界ピクニック」
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もどおり門番でついていかないが。まあ、美鈴にはあとで何かを送っておこう。
「おにーちゃーん!」
「おっと。」
フランがすごい勢いで抱きついてきた。フランの抱きつく時の速度と衝突時の威力は底知れず、威力をいじって弱めても結構くる。
「それで、どこに向かうの?」
「妖怪の山。」
妖怪の山か。許可を通せば入れてくれるかな?
「というわけで、裕海。スキマで妖怪の山の麓につなげなさい。」
まあ、そんな気はしていたから驚かないけど。妖怪の山の麓につなげる。
「「れっつごー!」」
「ピクニック〜!」
人形たちと姫雪は大はしゃぎ。
「ま、私たち紅魔館組はあれぐらい明るくないといけないかもね。ね、咲夜。」
「・・・全員が全員、あのテンションだと逆に疲れます。」
「・・・言われてみればそうね。」
なんか、あっちで一喜一憂しているが、それは別にいいや。
「はい、スキマをくぐって〜。」
「あら、スキマ妖怪のスキマみたいに目とか手は出てない、真っ暗な空間なのね。」
レミリアがつぶやいた。紫のスキマは、何をどういじればあんな目や手がスキマにでてくるのか俺にもよくわからない。
〜そのころのスキマ妖怪〜
紫「へくちゅ!」
藍「紫様、大丈夫ですか?」
紫「だ、誰かが私を遠いところから私の何かに何かを言われたような気がするわ・・・。いけない、ゆかりんパワーがどんどん吸い取られて980ゆっかりんになってしまうわ。このままだと最終的に50ゆっかりんになってしまう。」
藍「・・・日本語でお願いします。」
紫「ゆかりん、なんか泣けてきちゃう。は、早く私にゆかりんパワーを・・・」
藍「橙〜、救急車呼んでくれ。黄色いやつ。紫様がさらに壊れた。」
橙「えっ!?」
ん?なんか聞こえた気がする。まあ気のせいか。
妖怪の山の麓。ここも木々に囲まれた見事な銀世界が広がっていた。
「さて、ここにシートを敷こうかしら。来て早々いい場所を見つけたわ。」
「そうですね。」
と、咲夜がどこからか出した、紅色のシートを敷いた。・・・白い雪の上に、血の色を連想させる赤いシートって、組合せ抜群だな。ホラー的な意味で。
「さて、あなたたち子供は雪遊びしてていいわ。当然私とフランとパチェも。あなたたち2人は、美味しいものを採ってくるのよ。」
「・・・どういうこと?」
「つまり、みんなの分の昼食を私とあなたで採ってきなさいってこと。」
説明ありがとう咲夜さん!・・・まあ、そんな気はしていました。
「「「頑張って、裕海様〜!」」」
「お兄ちゃん、咲夜、たくさん採ってきてね!」
「おいしいのを採ってくるのよ。」
人形たちと姫雪、フランとパチュリーが応援してくれた。仕方ない、頑張って探すか。咲夜がいるから心強い。
「あ、そうそう2人は別々で
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