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Angel Beats! the after story
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野田の居場所を知った俺はそれをゆりたちに話して、日向の家を出ようした時にかなでがやってきた。
「あの、音無さん。えっと、もし、もしですよ。時間が空いてるなら私の家庭教師になってくれませんか?」
家庭教師?恋愛を教えればいいのか?今週は多分、野田対策で手一杯だと思う。だが、野田とかなで………。
「一応、私の家で……するつもりです」
野田<<<<<<<<<<<<<<かなで。はい決まり!
「超暇!いつでもOK」
パアッとヒマワリような笑顔を咲かせるかなで
「ありがとうございます音無さん」
なぜ人が勉強をする意味を俺はこの時知った。
*
家の前でウロウロするのも危険だから意を決して押そうとインターホンを鳴らす。
心地いい鐘の音が響く。
「はぁ"ぁ"い」
インターホンと同じような心地いい声が聞けると思ったらものすごく野太い声がドアの向こう側で聞こえてしまった。そして、
開けてはならないパンドラの箱が開けられてしまった。
「どちらさんで?」
かなでも見ないうちにものすごく成長したな。身長も俺を超えて、ガタイもムキムキじゃないか。風邪をひいてるのかな?声がいつもより野太いな。お茶目だな〜はっはっはっ……で、この人だれ?
「え〜とここは立華さんのお宅ですよね?」
「そうですが何か文句が?」
「つまんないこと聞いてすいませんでした!」
反射的に謝ってしまった。怖い怖すぎるよ。だって、目の前に立っているのは天使ではなく魔王ですよ。180cmを余裕でこし、圧迫感のある肉体を持つ極道ですよ………。
「で?うちに何か?」
「あ、そのかなでに用がありまして」
殺気のこもった瞳がそこにあった。
「うちのかなでに用とは教えてくれませんかね?」
「いや、その、ね。あれですよ」
「男ならハッキリと言わんかい!!」
「はい!!此度は立華 かなでさんに家庭教師として勉強をご教授するために訪ねてきた所存です!」
俺ってここまで兵隊みたいなことを言えるなんて。また、一つ自分を知れたな。うんうん。
「そうか……。君がかなでの言ってた音無くんか………」
極道のおじさんは一度顔を俯かせるとすぐに顔を上げ
「そうかそうか!君がね!」
フレンドリーな態度になり、バシバシ背中を叩かれる。痛い痛い。超痛い。
「突然で悪いが音無くん」
「は、はい。なんでしょうか?」
ニコッと笑顔になり
「死んでくれないかな?」
「…………ハイ?」
丸太のような腕が俺の関節に次々と蛇のように巻きついてくる。そして、みんなお馴染みのコブラツイストが決まる。
「ちょっといきなりなんなんですか!?」
「かなでが君の
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